冬休み前、高校生に防犯訴え 茨城・水戸

冬休み期間の少年の非行防止などを訴えたキャンペーン=水戸市宮町

間もなく始まる冬休みを前に、休み期間中の犯罪被害や非行を防止しようと、高校生を対象とする啓発キャンペーンが19日、茨城県水戸市宮町1丁目のJR水戸駅南口ペデストリアンデッキで開かれた。

キャンペーンには県警人身安全少年課の警察官や県職員、県立水戸二高の生徒会役員など約25人が参加。登校中の高校生たちに対し、交流サイト(SNS)を利用する際の注意点や闇バイトの危険性を訴えるチラシのほか、喫煙禁止を呼びかける啓発グッズなどを配布した。

同課の高橋宏和課長補佐は、長期の休みで生活リズムが崩れると非行に走りやすくなると指摘。「犯罪の被害者にも加害者にもならないように気を付けて過ごしてほしい」と話した。

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