【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は9営業日続伸し、前日比251.90ドル高の3万7557.92ドルで取引を終えた。5営業日連続で終値の最高値を更新した。米連邦準備制度理事会（FRB）による利上げ停止観測を手掛かりに買い注文が膨らんだ。
市場では、景気後退を避けつつ物価上昇を抑える経済の「軟着陸」への期待感が高まっている。取引時間中の最高値も更新し、一時3万7562.83ドルを付けた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も9営業日続伸し、98.03ポイント高の1万5003.22と終値としては約1年11カ月ぶりの高値を更新した。
