さいたま市は19日、同市大宮区北袋町の飲食店「セナラ大宮店」で食事をした25人から、ノロウイルスが検出されたと発表した。市は同日、食品衛生法に基づき同店を2日間の営業停止処分とした。
市生活衛生課によると、10日に同店を利用した10歳未満から50代の38人が下痢や腹痛、嘔吐(おうと)などの症状を訴えた。発症者は同店でカルビやロースなどの焼き肉を食べていた。市保健所が調査し、共通の患者が同時期に食事をしていることや、症状や潜伏期間などから食中毒と判断した。
38人全員が快方に向かっているという。