「沖縄県民の思いに添った判決となるよう期待」玉城知事 きょう午後2時、辺野古代執行訴訟の判決【動画あり】

 沖縄県の玉城デニー知事は20日午前9時10分、登庁し、名護市辺野古の新基地建設の埋め立て承認を巡る代執行訴訟の判決が言い渡されることについて「県民の思いに添った判決となるよう期待している」と記者団の取材に答えた。判決は午後2時、福岡高裁那覇支部(三浦隆志裁判長)で言い渡される。軟弱地盤が広がる大浦湾側の埋め立て承認を巡り、国側は知事が承認しないのは「違法かつ異常な事務」と主張。県側は要件を満たさないとして請求棄却を求め「対話による解決」を訴えている。判決は新基地建設を左右することから、司法判断に注目が集まる。

県職員や記者団に取り囲まれながら登庁する玉城デニー知事(中央)。記者団の問いかけにひと言だけ答え、エレベーターに乗り込んだ=20日午前9時10分、沖縄県庁

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