【警報級の大雪か】10年に1度の寒波?! 西日本でも大雪に注意 九州では平地でも大雪のおそれ 北陸でも警報級の大雪か 一転、28日以降は高温に…【最新シミュレーション・今後1週間の天気】

気象庁によりますと、21日から23日頃にかけて冬型の気圧配置が強まり、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となるでしょう。積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒してください。

北日本の気温は、24日頃までは寒気が流れ込みやすいため平年並か低い日が多く、かなり低い所もあるでしょう。

日本海側を中心に降雪量がかなり多くなる可能性があります。その後は、寒気の影響を受けにくいため平年並か高く、28日頃からはかなり高くなる可能性があります。気温の変動が大きい見込みです。農作物の管理等に注意するとともに、除雪などの対応に留意してください。

東・西日本と沖縄・奄美の気温は、25日頃までは寒気が流れ込みやすいため低い日が多く、かなり低い所も多いでしょう。東・西日本日本海側を中心に、降雪量がかなり多くなる可能性があります。その後は平年並で、28日頃からは高い所が多いでしょう。

北海道地方の気温は、向こう1週間程度は平年並か低い日が多いでしょう。その後は、寒気の影響を受けにくいため平年並か高く、28日頃からはかなり高くなる可能性があります。

東北地方の気温は、向こう1週間程度は寒気が流れ込みやすいため平年並か低く、かなり低い日もあるでしょう。その後は、寒気の影響を受けにくいため平年並か高く、28日頃からはかなり高くなる可能性があります。気温の変動が大きい見込みです。

北陸地方では、20日夜遅くから21日夕方にかけて雪を伴った強風に、21日昼前から23日頃にかけて大雪による交通障害に、21日未明から22日にかけて高波に注意・警戒してください。

20日は次第に冬型の気圧配置となり、21日から23日頃にかけて、北陸地方の上空約5500メートルには氷点下30度以下の寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。また、気圧の谷や寒気の影響で21日にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

21日にかけては海上を中心に強い風が吹き、雪を伴って非常に強く吹く所もある見込みです。20日夜遅くから22日にかけて海はしける所があるでしょう。また、21日明け方から23日頃にかけて山沿いや山地を中心に平地でも大雪となる所がある見込みです。

予想より冬型の気圧配置が強まった場合は、暴風雪や警報級の高波となるおそれがあります。寒気が強まったり、同じ所で雪が降り続いた場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。

九州北部地方では、21日未明から22日にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。大雪に注意・警戒してください。

21日から22日にかけて上空約1500メートルに平年よりおよそ10度低い氷点下12度以下の強い寒気が流れ込み、冬型の気圧配置が強まる見込みです。

このため、九州北部地方では、21日未明から22日にかけて平地、山地ともに大雪となるおそれがあります。雪が同じ所で降り続いた場合は、警報級の大雪となるおそれがあります。大雪に注意・警戒してください。

西日本では21日から22日にかけて、北日本、東日本では21日から23日頃にかけて、日本海側を中心に大雪となるでしょう。

21日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
▼北海道地方50センチ
▼北陸地方40センチ
▼中国地方、九州北部地方15センチ
22日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
▼北陸地方50から70センチ
▼北海道地方40から60センチ
▼中国地方20から40センチ
▼九州北部地方10から20センチ
23日6時までの24時間に予想される降雪量は、多い所で、
▼北陸地方50から70センチ
▼北海道地方30から50センチ
の見込みです。

積雪や路面の凍結による交通障害に注意・警戒し、電線や樹木への着雪、なだれに注意してください。

© 株式会社あいテレビ