最新技術を使ったデジタルチャンバラの特別授業 立川市の中学校

立川市の中学校で、最新技術を使ったデジタルチャンバラの特別授業が行われました。背景には、楽しむだけでなく、時代の変化に対応できる「柔軟性を養ってほしい」という思いがありました。

赤と青に光る棒を片手に、SF映画のように対決する2人の生徒。立川市の立川第四中学校で行われたのは、「サッセン」と呼ばれるデジタルチャンバラの特別授業です。

中にセンサーが内臓されたポリウレタン製の光る刀は、当たると音が鳴り、どちらが先に相手に触れたかは専用のアプリが判定します。見た目はユニークな授業ですが、生徒に最先端の技術に触れてもらうことで、技術革新のスピードが加速するこれからの時代にも柔軟に対応できる力を高めてほしいという狙いがあるそうです。

宮本尚登校長:「最先端技術を取り入れて子どもたちに触れさせることで、大人になったときに難しい課題に直面しても、新しい技術を取り入れながら、時代が変化しても乗り越えていくような柔軟性を養いたいなと」

体験した生徒は…「光るとか電子機器を使うことで、近未来を感じられるところが楽しいなと思いました」「できないと思っていてもやってみることでできることに気付けてすごくよかった」

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