闘病中のセリーヌ・ディオン、姉が病状の近況を報告「筋肉を全くコントロールできない」

セリーヌ・ディオンの病状について、彼女の姉クローデットが近況を報告した。

クローデットによると、セリーヌは現在“筋肉を全くコントロールできない”状態で、「彼女は頑張っています」とフランスの7 Jours誌に語っている。「私を悲しませるのは、彼女が常に規律正しく生活してきたということ」と続けた。クローデットは、【グラミー賞】受賞経験を持つ妹がステージに戻れることを望んでいるが、どのような形になるかは不明だと付け加えた。「声帯は筋肉で、心臓もそうです」と彼女は述べ、「そこが私は心配です。100万人に1人が発症する病気で、割合が大きくないので、科学者たちはそれほど多くの研究を行っていません」と話した。

米ビルボードは、セリーヌの代理人にコメントを求めている。

セリーヌは、2022年12月に制御不能な激しい痙攣を特徴とし、歩行や声帯の適切な使用が困難になることがある稀な疾患であるスティッフ・パーソン症候群と診断されたことを明かしていた。これにより、今年初めに予定されていたツアー日程のキャンセルを余儀なくされた。

今年の秋、セリーヌは3年以上ぶりに公の場に姿を現し、故郷のチームであるモントリオール・カナディアンズを応援するため、3人の息子たちと米ラスベガスで開催されたホッケーの試合を観戦した。試合後、彼女はチームと談笑し、写真撮影にも応じていた。

このちょうど1週間後には、ケイティ・ペリーの米ラスベガスでのレジデンシー公演にも出席した。ケイティはステージからセリーヌにエールを送り、「私はケイティ・ペリーです。セリーヌ・ディオンではありません。彼女のショーはこの次に見れます!」とファンに話していた。

© 株式会社阪神コンテンツリンク