カズレーザー あなたの“孤独感”は人から伝染したものかも…〇〇が低い人は特に注意が必要

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が19日に放送された。今回は『孤独』をテーマに、『最新脳科学で判明 孤独は伝染する!防御法は???』という講義で、脳科学研究の専門家が、孤独と脳の関係性と孤独感から身を守る方法について解説を行った。

専門家によれば、人間が孤独を感じた際に活発になる『前帯状皮質』とよばれる脳の部位は、体の痛みを感じた際にもその働きが活発化するそうで、脳においては心の痛みと体の痛みは同じように捉えられているといえるという。『前帯状皮質』が活性化すると、不安を取りのぞく働きをもつ『セロトニン』という物質が分泌されにくくなり、自分が抱えている孤独感や悩みを解消するため、人とのつながりをより強く求めるようになる。

この『前帯状皮質』は他者の痛みに共感することでも活性化するため、悩みを打ち明けられた相手も孤独を感じるようになってしまい、結果として孤独が伝染する状態に陥ると専門家は指摘した。こうした孤独感はそのストレスを本人が自覚しにくいため、注意が必要だという。

専門家は、特に自尊心が低い人は他者の孤独が伝染しやすいと注意を促し、価値観や自尊心を形成する脳の部位『デフォルトモード・ネットワーク』を鍛えるべきだと語った。『デフォルトモード・ネットワーク』を鍛えるには、例えば美容院やマッサージ店で、利害関係がない他者に自分の人生の話をする自己開示を行ったり、アートなど正解のない自己表現に取り組んだりするなかで、他者から褒められる経験を重ねるとよいそうだ。

講義を受けて、カズレーザーは人間関係に関する悩みについて、悩みを自覚する重要性を再認識したうえで、「僕も美容室ではまったくしゃべんないんですよ。ほんとに何気ない会話しなきゃダメなんだなって」と、自身の生活と関連づけて講義内容を振り返った。

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