袴田巌さんの5回目の再審公判 検察側が袴田さんが犯人であることを裏付ける複数の事情が存在すると主張

袴田巌さんの5回目の再審公判が先ほどから始まり、20日は検察側が袴田さんが犯人であることを裏付ける複数の事情が存在すると主張し、弁護団が反論することになっています。

1966年、旧清水市で一家4人が殺害された事件で袴田巌さんの死刑が確定しましたが10月から静岡地裁で再審が始まりました。

きょうの公判では検察側が、袴田さんの手には、被害者をくり小刀で突き刺すなどした際に負ったと考えられる傷があったことや当時の従業員の証言などの証拠を示し袴田さんが犯人であると主張し、それに対する弁護団の反論が予定されています。

© 株式会社静岡第一テレビ