青森のヨーカドー閉店へ 来年8月ごろ、八戸沼館店

 大手総合スーパーのイトーヨーカ堂(東京)が、来年8月ごろに「イトーヨーカドー八戸沼館店」(青森県八戸市)の閉店を検討していることが20日、同社への取材で分かった。

 同社を傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスは今年3月、運営合理化策を発表。地方の不採算店を中心に、国内店舗数を2月末の126店から、26年2月末までに2割超削減する方針を打ち出していた。

 八戸沼館店は1998年、八戸市のショッピングセンター施設内で開業。食品や日用品、衣類などを扱っている。

 従業員の再就職支援に関し、ヨーカ堂は、正社員は配置転換で対応し、パートは可能な限りの求人情報を提供する、としている。

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