ナポリのワルテル・マッツァーリ監督が、コッパ・イタリアでの大敗についてファンに謝罪した。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。
19日、ホームでフロジノーネとのコッパ・イタリア・ラウンド16に臨んだナポリは、多くの主力を温存した影響もあり主導権を握れずハーフタイムへ。後半になってDFジョバンニ・ディ・ロレンツォやFWビクター・オシムヘンら主力を続々と投入したが、これが裏目に出るとミスもあって失点を重ね、最終的に0-4の大敗を喫した。
まさかのコッパ・イタリア敗退にマッツァーリ監督も怒りと落胆を隠さず、特に後半投入された主力選手たちは大いに反省する必要があると苦言を呈している。
「おそらく、主力選手たちはベンチから途中で試合に出ることに慣れていないのだろう。不条理ではあるが、普段あまりプレーしない選手たちの方がうまくいっていた。我々はそれを反省する必要がある」
「ファンに謝罪したい。彼らは最後まで我々に手を差し伸べようとしてくれたが、選手はそれに値していなかった。試合の終わり方は好ましいものではなく、明日みんなで一緒に反省したい」
「変更後に守備の形が少し間違っていたり、2点目のバックパスのようなミスは起こり得るだろう。だが、たとえ0-2で負けていても、自分たちがナポリだということは忘れてはならない。このような試合の終わり方は容認できない」
「フットボールなのだから負けることはあるが、0-4は起こってはならない。誰もが自分のことしか考えていないように見えた。明日からは全員が互いの目を見てギアを入れ替える必要があるだろう。これが今後の教訓になることを願っている」