有馬記念、牝馬2頭が絶好の動き 美浦、栗東トレセン最終追い切り

有馬記念の最終追い切りを終えたスターズオンアースとクリストフ・ルメール騎手=美浦トレーニングセンター

 第68回有馬記念(24日・中山11R、G1)の最終追い切りが20日、東西(美浦、栗東)の両トレーニングセンターで行われ、美浦W(ウッドチップ)コースでスターズオンアース、スルーセブンシーズの牝馬2頭が絶好の動きを披露した。

 スターズオンアースは最後の直線、先行2頭をインから馬なりでかわした。追えばはじけただろう。クリストフ・ルメール騎手は「直線は自分から動いていい反応。みんなチャンスだが、勝つ自信はある」と満足そう。

 スルーセブンシーズは単走馬なりでゴールまで加速した。躍動感が素晴らしい。尾関知人調教師は「凱旋門賞(4着)の状態に近いと思う。心身ともに身が入った感じ」と目を細めた。

有馬記念の最終追い切りで絶好の動きを披露したスルーセブンシーズ=美浦トレーニングセンター

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