アカツキ、ソニーグループおよびコーエーテクモホールディングスとの資本業務提携に関する契約を締結

アカツキは、さらなるゲーム開発力の強化、海外マーケティング力の強化、協業による新たなコンテンツの創出等を主たる目的とし、同社グループとしてグローバルへの挑戦を加速すべく、両社に対して本自己株式処分による資本提携を行うとともに、両社との業務提携に関して、「業務提携の内容」に記載の合意に至ったという。

以下、発表情報をそのまま掲載しています

■本資本業務提携の目的及び理由

当社グループは、「世界をエンターテインする。クリエイターと共振する。」をミッションに、ゲーム事業を主軸にコミック事業にも挑戦し、デジタルコンテンツを武器にグローバルで戦える会社を中長期的に目指しております。

当社グループの中核事業であるゲーム事業は、創業以来モバイルゲームを中心に国内外で事業を展開してまいりました。日本国内のモバイルゲーム市場では、昨今の市場環境の変化や端末性能の向上に伴い、日本国外への事業展開も前提として、モバイル端末だけでなく、PCや据え置き型ゲーム機でも同時に展開されるマルチデバイス型のゲームタイトルが増加しております。モバイルゲーム市場は、今まさに、マルチデバイス、マルチ言語の”ライブゲーミング”という新たな市場へと進化を遂げようとしております。

当社グループにおきましても、上述の市場変化を踏まえて、2022年8月に発表した「経営方針資料」において、ゲーム開発体制の強化への200億円の集中投資を打ち出し、ベンチャー企業として今後より一層機動的でダイナミックな資本政策の選択肢を広げるため、2023年5月15日付で公表した「自己株式の取得及び自己株式立会外買付取引(ToSTNeT-3)による自己株式の買付けに関するお知らせ」にご記載のとおり、自己株式の取得を行いました。また、2023年8月には、連結子会社である株式会社アカツキゲームス(以下「アカツキゲームス」という。)で製品発表会「Akatsuki Games Now」を行うなど、新たな製品、技術、人材への投資を積極的に行なってまいりました。

今後、更なるゲーム開発力の強化、海外マーケティング力の強化、協業による新たなコンテンツの創出等を主たる目的とし、当社グループとしてグローバルへの挑戦を加速すべく、ソニーグループ及びコーエーテクモホールディングスに対して本自己株式処分による資本提携を行うとともに、両社との業務提携に関して、後記「業務提携の内容」に記載の合意に至りました。

■業務提携の内容

ソニーグループ

当社グループが現在開発中及び今後開発するモバイルゲームの海外市場展開や新たなIP及びコンテンツの共同制作・開発などの領域での協業に向け、ソニーグループ及びその企業集団との更なる関係構築を進め、今後新たな事業機会の創出を図ってまいります。

コーエーテクモホールディングス

当社グループで既に進捗しているゲームプロジェクトに加え、下記3点においてコーエーテクモグループとの更なる関係構築を進め、今後新たな事業機会の創出を図ってまいります。

A)マルチデバイス次世代運営型ゲームの開発・運用による協業
B)運営型ゲームのグローバル展開、マーケティング、パブリッシングによる協業
C)新たなIP、コンテンツ、サービスにおける協業

割当予定先との間の資本業務提携等の詳細は、本日公表の適時開示「資本業務提携に関する契約の締結及び第三者割当による自己株式の処分に関するお知らせ」をご参照ください。


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