閉店方針の宮城県アンテナショップ 運営団体が継続店舗の開店を検討

宮城県が閉店する方針を示した東京・池袋のアンテナショップについて、運営を請け負っている団体がアンテナショップを引き継ぐ新たな店舗の開設を検討していると発表しました。

県は、経費負担の大きさを理由にアンテナショップの宮城ふるさとプラザを2025年2月ごろに閉鎖する方針を示しました。

これに対し2005年の開店以降運営を受託してきた公益社団法人県物産振興協会は20日に「首都圏に後継店を開けないか検討を進めている」と発表しました。

県物産振興協会横田清志常務理事「継続していただきたいという声が非常に多くございました。何らかの形で継続して発信基地をつくりたい」

横田常務理事は「場所や規模は未定で実現には困難を伴うことが予想されるが、県産品の発信に尽力したい」と話しています。

アンテナショップの閉店をめぐっては、サンドウィッチマンの伊達みきおさんも存続を訴え、ラジオで「俺、やろうかな」と発言するなど注目を集めています。

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