GENERATIONS・片寄涼太が地元・大阪にあふれるアートを楽しむ旅へ。「自由に楽しむことが重要」

関西テレビでは12月21日に、GENERATIONS・片寄涼太が地元の大阪でアートを巡る「ムーサからの招待状~ART TOURISM~」(深夜0:40、関西ローカル)を放送。歌やダンス、演技でファンを魅了する片寄は、プライベートではアート作品をコレクションするなど、“アート愛好家”としての一面を持つ。そんな片寄が、大阪にあふれているアートを巡る旅に出かける。

大阪には、美術館に入らなくても、意外な場所にアートを楽しめるスポットが隠れている。ふらっと歩いたビジネス街から、老舗レストラン、宿泊先のホテルまで、思わず「好きなものにあふれている」と漏らした片寄が、行く先々で希少なアート作品と出合い、その魅力を伝えていく。グルメや有名観光地だけではない、アートをめぐる旅=“アートツーリズム”とは?

ロケを終え、片寄は「食や観光地をメインとした旅ももちろん楽しいですが、アートを基軸とした旅もすごく有意義な時間になると思います」と目を輝かせる。そして、「今回の旅のように、日常の中のパブリックアート、ある意味で街中に溶け込むアートを楽しむというのも一つだと思います。交通費だけで楽しめるお得感もありますしね(笑)。街中の一つ一つの景色を絵として楽しめる、そんな時間になるんじゃないかなと思いました」と語る。

大阪府八尾市出身の片寄は「東京に出てから時間はたっていますが、それ以上に大阪という街自体が、エネルギーを増して変化しているタイミングなんだなと感じました。自分の生まれ育った大阪でのロケということで、いい意味でリラックス感もありながら、どこか目を張り巡らせるような、感性を使うような緊張感があったような気がします。自分が知っている大阪の街の中にこんなにアートがあふれているんだと気付くことができて、すごく楽しい時間でした。まだまだ大阪には隠れた魅力があるんじゃないかなと思います」と、さらなる探究心を見せた。

さらに、片寄流のアートの楽しみ方を聞くと「ぜいたくですけど、最近は作家さんのお話を伺いながら、作品を見せていただく機会も少しずつ増えていて、作品を作った方の思いやこだわりを聞きながら楽しむのは、自分の中で好きな楽しみ方の一つです」と明かし、「ほかにも、作品に対して自分なりの答えを持つ。それが作家さんと違う答えであったとしても、アートとしてある以上は、複数の答えがあってもいいと思うし、それぞれの楽しみ方ができるのがアートだと思うので、自由に楽しむことが重要なんじゃないかなと思います」と見解を伝える。

そして、最後に「今回、すごく自然体でロケをさせていただいて、自分の好きなものにあふれた旅でした。番組を見てくださる方には、一緒に旅をするような気分で楽しんでいただけたらいいなと思いますし、実際に気になった場所には、足を運んでいただけたらうれしいなと思います」と、番組とアートの面白さをアピールしている。

なお、「ムーサからの招待状」は、「全日本フィギュアスケート選手権2023」の放送が延長の場合は、放送開始時間が繰り下がる場合あり。

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