ウェストハムのなでしこジャパンMF林穂之香が今季初ゴールをマーク。チームに貴重な1ポイントをもたらした。
【動画】林穂之香の今季初ゴールは体ごと押し込み後半AT弾
リーグ戦5連敗で最下位に沈むウェストハムは17日、FA女子スーパーリーグ(FAWSL)第10節でレスター・シティとのアウェイ戦に臨んだ。
林は清水梨紗、植木理子とともに先発出場。1点ビハインドの後半アディショナルタイムに同点弾を挙げた。
52分には植木が惜しいヘディングシュートを放つなど、好機はありながらもゴールが遠いウェストハムは、68分にカウンターから先制点を献上。1点を追う中で後半追加タイム5分にはハワ・シソコがこの日2枚目のイエローカードで退場処分となり、数的不利に陥ってしまう。
それでも、前に出るしかないウェストハムは最終盤、17歳プリンセス・アデミルイのクロスを林が体ごと押し込んで同点に。勝ち点「1」を積み上げ、最下位を脱出した。
今季初ゴールが大きな同点弾となった林へは「彼女はファイターだ！決して諦めない！」、「これは重要な勝ち点1」、「一人少なくなってからの同点ゴールはより価値あるものになった」と、賛辞が送られている。
殊勲の林は試合後、クラブの公式X(旧:ツイッター)にて「得点して、同点に追い付くことができてよかったです、また応援よろしくお願いします」とコメント。ウェストハムは連敗をストップしてウインターブレイクを迎えることとなった。
