万博、ボランティア2万人目標 1月募集開始、来場者案内

 2025年大阪・関西万博の運営を担うボランティアを巡り、日本国際博覧会協会(万博協会)と大阪府、大阪市は20日、募集を来年1月中旬に始めると発表した。目標は万博協会と府市で各1万人で、来場者の案内や休憩所の運営を担当。吉村洋文知事は記者会見で「世界各国の人と直接触れ合って、サポートしたい人に参加してほしい」と呼びかけた。

 募集は来年4月末までで、来場者の誘導のほか、清掃活動も予定する。万博協会が会場内を、府市は出展する「大阪ヘルスケアパビリオン」と主要駅、空港のボランティアをそれぞれ管轄する。応募者は開幕までに研修を受ける。

 年齢や活動日数といった募集条件は年明けに公表する。

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