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ソニー生命保険(東京)がまとめた都道府県別の生活に関する今年の意識調査で、兵庫県が「暮らしやすさ」で1位になった。回答者が住む都道府県で自慢できる項目のうち、兵庫は暮らしやすさを選んだ割合が50%に上り、全国で最高だった。兵庫の1位は2020年以来3年ぶり2度目。
同社は11月2~10日、全国の20~59歳の男女にインターネットで調査。各都道府県で100人を抽出し、計4700人の回答を集計した。調査は9回目。
回答者が住む都道府県で、他地域に自慢できることを20項目の選択肢(複数回答可)で尋ねた。このうち「暮らしやすさ」を選んだ人の割合は兵庫が50%でトップとなり、昨年の24位(36%)から大きく上昇した。2位は滋賀(48%)、3位は沖縄(46%)だった。4位宮城、5位愛媛と続き、昨年トップだった福岡は6位だった。
他に兵庫が上位となったのは、「歴史的・文化的な名所の多さ」で8位(29%)、「有名な出身者の多さ」で8位(11%)だった。現在住む都道府県に将来も住みたいと思う人の割合は8位(49%)、将来住みたいと思う都道府県でも7位(3.5%)に入った。
同社の広報担当者は、兵庫について「大都市近郊で交通の便が良く、神戸市に代表されるように街と自然のバランスもいい。テレワークで移住しやすくなる中、明石市などで子育て支援が盛んなことも影響しているのではないか」としている。(井川朋宏)