「やってこなかった名刺交換を勉強中」女子バレーボールチームGM就任の大林素子さん 裏方としての近況語る

浜松市を拠点に活動する女子バレーVリーグ2部「ブレス浜松」のゼネラルマネージャー(GM)を務める大林素子さんが12月20日、浜松市で講演を開きました。

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今回の講演のテーマは「マイドリーム~夢をあきらめない~」です。大林さんは自身が2023年からGMを務めるブレス浜松の魅力について「地元から愛されているところ」や「純粋な市民クラブとして活動しているところ」などを挙げました。

さらに、大林さんは2024年秋に開幕する「SVリーグ」参入に向けたライセンス取得のため、現在、「裏方」として関係者などとやり取りをしていて「これまでやってこなかった名刺交換を勉強中」などと話しました。

また、高身長であることから幼少期にはいじめを受け、一時は自ら命を絶つことも考えたことを明かし、「いじめの加害者を見返すためにバレーに熱中した」と語りました。

それでも中学時代、部活動をさぼりがちだったという大林さん。新人戦で1点も取れないにもかかわらず、交代を告げられずに試合に出場し続け、落ち込んでいたところ、監督から「落ち込んでいるようだけど、努力をしていない大林が落ち込み資格はない」と言われ、翌日から1日も欠かさず努力を続けたというエピソードを披露しました。

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