【インド】シンガポールの投信、南部の工業施設取得[建設]

シンガポール政府系の不動産開発会社キャピタランドの投資信託「キャピタランド・インディア・トラスト(CLINT)」を運用するキャピタランド・インディア・トラスト・マネジメントは19日、インド南部チェンナイの工業施設「カーサ・グランデ—フェーズ2」を取得したと発表した。取得額は17億7,700万ルピー(約31億円)。

同工業施設は、チェンナイ近郊の産業集積地「マヒンドラ・ワールド・シティー」内に位置する。賃貸面積は33万平方フィート(約3万658平方メートル)で、国際的な電子メーカーに31万平方フィート、残りを世界的なエネルギー企業に貸し出している。

CLINTは、フェーズ2を保有するチェンガルパットゥ・ウエアハウジング・パークスの全株式を取得した。

CLINTは昨年5月末に同工業施設の1期目「カーサ・グランデ—フェーズ1」を取得しており、カーサ・グランデの施設取得は2カ所目となる。

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