シックがハット、首位レバークーゼンが浅野先発ボーフムを4発一蹴【ブンデスリーガ】

[写真:Getty Images]

ブンデスリーガ第16節、レバークーゼンvsボーフムが20日に行われ、4-0でレバークーゼンが快勝した。ボーフムのFW浅野拓磨は前半のみの出場となっている。

前節フランクフルトに快勝した首位レバークーゼン(勝ち点39)は、ボニフェイスやコスヌ、タプソバら一部主力をベンチスタートとした中、シックを最前線に、2シャドーにヴィルツとホフマンを据える[3-4-2-1]で臨んだ。

一方、前節ウニオン・ベルリン戦を浅野のゴールなどで3発快勝とした13位ボーフム(勝ち点16)は、浅野が[4-3-3]の右ウイングでスタメンとなった。

序盤はブロックを作り、浅野とアントウィ=アジェイの走力を生かしたカウンターで牽制するボーフムがレバークーゼンの圧力をしっかりと受け止める展開に。

しかし28分、レバークーゼンがPKを獲得する。ヴィルツのパスを受けたシックがボックス内でGKリエマンに倒された。これをシックが決めてレバークーゼンが先制。

さらに32分、ロングカウンターの流れからフリンポンの右クロスをシックが合わせて一気にレバークーゼンがリードを広げた。続く43分にもレバークーゼンに決定機。ホフマンがディフェンスライン裏を取ったプレーからゴール前のグリマルドが右足で狙うもシュートは枠の上へ。

それでも追加タイム1分にダメ押しの3点目。CKからシックがヘディングシュートを決めた。

シックのハットトリックにより前半で勝負を決めてしまったレバークーゼンに対し、ボーフムは浅野がハーフタイムで交代に。

その後半もレバークーゼンのペースが続くと、62分には4点目に迫る。しかしアンドリッヒが決めたかに思われたヘディングでシュートはVARでオフサイドに。

余裕のレバークーゼンは殊勲のシックに代えてボニフェイスを投入。するとそのボニフェイスが4点目。69分、ヴィルツのスルーパスを受けたボニフェイスがシュートを決めきった。

4発快勝としたレバークーゼンがバイエルンとの4ポイント差を維持してウインターブレイクに入っている。

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