【デロリアン/スパイダーマンetc】「東京コミコン」が映画好きのバイク乗りにオススメな理由をバイカー映画監督に語らせてくれ

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●文:[クリエイターチャンネル] ナカモトユウ

【映画監督:ナカモトユウ】1991年生まれ、広島県出身。ホラーとカンフーとバイクを愛する男。 ジャッキー・チェンに憧れて中学生の頃から映画を撮り始める。 一度サラリーマンになったものの、本格的に映画監督を志して24歳の時に上京。 その後はカナザワ映画祭グランプリ、ぴあフィルムフェスティバル観客賞を受賞。 主な作品に清野菜名主演『死霊軍団 怒りのDIY』や、予告編がSNSで大きな話題となった『福山市長に1日密着してみた』などがある。 最新作は木戸大聖主演『先生!口裂け女です!』

どうも! ヤングマシンさんで毎度好き放題に記事を書かせて頂いております。バイク好きの映画監督、ナカモトユウです。

突然ですが、皆さん。「休日にツーリングに行こうと思ったけど、目的地が決められなくて結局、家で映画観ちゃった」って経験ありませんか?

そんな映画とバイクが好きな貴方にオススメなイベントをご紹介! そう、コミコンです!!!

有名なイベントですが、読者の中には知らない人もいらっしゃると思いますので、映画監督をやっていてバイク好きであるこの僕が、今回は東京コミコン2023をレポートしながら魅力を語っていこうと思います。

プチツーリングにもちょうどいい東京コミコン

そもそもコミコンてなによ? ってところを公式の言葉を借りて説明すると、こんな感じです。

1970年、ゴールデン・ステート・コミック・ブック・コンベンションとしてシェル・ドルフを中心に開催されたのが原点で、漫画を中心としたポップカルチャーのイベントです。 アメリカのサンディエゴでは毎年7月上旬に開催され、漫画・アニメ・ゲーム・映画と内容も拡大され、13万人以上の来場者が集まる大イベントに発展しています。さらに、コミコンはアメリカのみならず、フランス、イギリス、台湾などでも開催され、世界中で話題となっています。

2016年からは日本でも開催されており、僕も毎年参加しております。名称は「東京コミコン」ですが、開催場所は幕張メッセ。「東京じゃなくて千葉じゃねえか!」とツッコミが来そうですが、某夢の国なテーマパークと同じ方式なので問題無いのです。

しかも幕張ってのがプチツーリングにちょうどいい距離なんです。僕は東京都に住んでいるのですが、道中は走って気持ちの良い道もありますし、関東の方ならマジでバイクで行くのオススメです。ちなみに大阪でも開催されていますよ!

映画好きは楽しめること間違い無しなグッズやスーツの展示が!

愛車のカワサキKZ1000に乗って1時間30分。無事に会場に到着。土曜日に来たせいか、夕方なのにかなり賑わっておりました。ここからは写真と共に、会場のブースの一部をご紹介します。

クオリティ高すぎて有名なホットトイズを発見。僕の大好きな「仮面ライダーBLACK SUN」のフィギュアも! これは欲しい…。やっぱりフィギュアはインターネットで見るより実物を眺めた方が参考になりますよね。

ダース・ベイダーとR2-D2を発見! ちなみに僕が「スター・ウォーズ」シリーズの中で一番好きなキャラはサミュエル・L・ジャクソンのメイス・ウィンドゥです。

「ジョン・ウィック」と「マトリックス」のキアヌ・リーヴスもいました。彼もバイク乗りなので勝手に親近感を抱いております。

うわあ! 「スパイダーマン3」で実際に撮影で使用されたスーツだ! サム・ライミ版スパイダーマンをリアルタイムで観ていた僕は感動しちゃいました。

え!? ブルース・リー師匠も!

横には「死亡遊戯」の撮影中に使用されたヌンチャクも展示されておりました。しかし「死亡遊戯」の撮影中にリー氏が亡くなってしまったので、このヌンチャクが登場したシーンは本編には使われなかったようです。

バック・トゥ・ザ・フューチャーやターミネーター2のあのマシンも!

さてお次は、バイク・車好き必見のブースを見つけましたのでご紹介します。「スーパーライド」と、どデカく描かれたブースには往年の名作に登場したあのバイクや車が展示されております。

まずは「ターミネーター2」で登場したハーレー・ダビッドソン:ファット・ボーイです。T-800を演じるアーノルド・シュワルツェネッガーが乗るとちょうどいいサイス感だった記憶ですが、実物はかなりデカいです。さすがハーレー。ちなみに1991年当時はこの映画を観た方がこぞってハーレーを買いに行ったそうです。なんて人気!

お隣にはジョン・コナーが乗っていたちっこいオフ車も展示されておりました。ホンダのXR100Rってバイクだったのですね。これに乗っているとT-1000から追いかけ回されそう。

お次は、僕のマイベストムービー「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に登場したタイムマシン、デロリアンが! こちらはミスター・フュージョン(融合炉)が搭載されているのでパート2の仕様ですね。

ホバーボードが置かれているのも粋です。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」は僕が映画監督を目指すきっかけにもなった思い出の作品なんですよね。デロリアンは、いつかマネーが貯まったら買いたい車ナンバー1です。買ったら記事書きますね。

他にも80年代に放映されていたドラマ「ナイトライダー」の「ナイト2000」の展示も。主演のデビッド・ハッセルホフのサイン入りジャケットまで展示されておりました。

お次は映画「バットマン」に登場した「バットモービル」です。1989年のこちらの作品はマイケル・キートンが主演でしたね。その後、「ザ・フラッシュ」でバットマンを再演された姿を見て涙したファンも多いのではないでしょうか。ちなみにこのバットモービル、あまりにもデカすぎて日本ではどこにも駐車できなさそうでした。

素敵なコスプレイヤーと出会えてテンション上がること間違い無し!

会場の展示はもちろんなのですが、コミコンにはもう一つの楽しみ方も。それはクオリティの高いコスプレイヤーの皆さんと出会えるところです。知る人ぞ知る「東映版スパイダーマン」が普通に通路を歩いていたので、呼び止めて写真を撮らせて頂きました。

地獄からの使者、スパイダーマッ!

他にも、僕が当時子供の頃に観ていた戦隊モノ「メガレンジャー」のメガブラックにも遭遇!マジで感動しました。

俺たちメガ! メガ! メガ!

去年はチャリンコマッドマックス映画「ターボキッド」や、火星人が襲来した人類の行方を描く映画「マーズ・アタック」の火星人の格好をしている方を発見したりしました。少しマニアックなコスプレに出会えるのもコミコンの魅力ですね。

物販もやっているのでリュック持参がオススメ!

個人的にバイク乗りへのアドバイスですが、なるべくリュック持参や、荷物が詰める仕様のバイクで行くことをオススメします。というのも、色んなブースで物販をやっているのです。

僕も、超オシャレな映画Tシャツを販売されている「JETLINK」さんで、エレキングのイラストが描かれたTシャツを購入しました。こういう素敵な映画グッスに出会えるのも素晴らしいです。

東京コミコンは2024年も開催予定!

はい、ということで今回は東京コミコン2023をレポートしてみました。いかがでしたでしょうか?「行きたくなったけどもう終わっちゃったのか〜」と、思ったそこのあなた! ご安心を!

実は東京コミコンは来年2024年も開催されることが既に決まっております。

バイクの駐輪場も割りと空いておりましたし、映画好きでバイク乗りの皆さんは是非、来年行かれてみてはいかがでしょうか? 僕も来年こそはコスプレをして挑もうと思っております。

それでは最後まで読んでくださりありがとうございました! 今後も映画とバイクが絡んだネタで記事を書いていきますので、僕のYouTubeInstagramを是非フォローお願いします! 書いてほしいネタのリクエストあればメッセージ下さい! ほいじゃまた!

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