インテルは20日、コッパ・イタリア・ラウンド16でボローニャをホームに迎え、0-0で90分を終了。延長戦の末、1-2で逆転負けした。
セリエAで首位に立つインテルと、4位ボローニャの好カード。
インテルはラウタロをスタメンで起用したものの、控え主体の先発メンバーとなった。対するボローニャもザークツィーやファーガソンがベンチスタートで控え主体のメンバーとなった。
慎重な入りとなった中8分、クラーセンのボレーでゴールに迫ったインテル。12分にはファビアンのボレーでゴールを脅かされるも、31分に好機。カルロス・アウグストの左クロスからフラッテージがダイクレトシュート。しかしGKラヴァーリアの好守に阻まれた。
迎えた後半も慎重な入りを見せた中、53分に決定機。敵陣ボックス付近でボールを奪った流れからアルナウトビッチにビッグチャンス。しかしシュートは枠を捉えられない。
それでも62分、CKの流れでコラッツァにハンドがあり、VARの末にPKを獲得した。しかし、キッカーのラウタロのシュートはGKラヴァーリアに止められてしまう。
その後、テュラム、バレッラ、ディマルコと主力を投入したインテルは、86分にディマルコがGK強襲のシュートを放つも、ゴールをこじ開けられずに延長戦へ。
それでも延長前半開始2分、インテルがゴールをこじ開ける。ディマルコの左CKからカルロス・アウグストのヘディングシュートが決まった。
カルロス・アウグストの移籍後初ゴールで試合を動かしたインテルは、自陣に引いてボローニャの攻撃を受け止めていたが、延長後半7分に被弾。CKの流れからザークツィーにヒールで折り返され、最後はベウケマにネットを揺らされた。
さらに4分後、ロングカウンターを受けた流れからザークツィーのラストパスを受けたエンドイエにGKとの一対一を制された。
まさかの逆転を許したインテルは慌てて前がかるも時既に遅し。昨季王者インテルが初戦敗退となった。