カズレーザー“最強食品”カレーのスパイスは様々な病気リスクを軽減する?最新の研究と注意点を学ぶ

お笑いコンビ・メイプル超合金のカズレーザーがMCを務める『カズレーザーと学ぶ。』が19日に放送された。今回は『カレー』をテーマに、『最新研究で判明!最強食品カレーの正体』という講義で、薬学研究の専門家が、カレーのスパイスで期待されるさまざまな病気への予防効果について解説を行った。

専門家はカレーのスパイスが健康に与える効果の数々を紹介し、特にウコンなどに含まれる『クルクミン』について注目した。専門家によれば、クルクミンが持つ抗炎症作用には、2型糖尿病や動脈硬化といった慢性的な炎症が関与する病気の発症リスクを低減する効果があるそうだ。この抗炎症作用は、PM2.5などの物質が体内に取り込まれることで発症する血管炎や脳梗塞のリスク低減にも効果を持つという。

さらに最新の研究で、ターメリックを加熱するとガン細胞を殺す能力が高まるということも明らかとなっており、免疫系に作用するケースも報告されているそうだ。カレーに含まれるスパイスが持つ効能は他にもあり、カルダモンやクミンは体内に侵入したインフルエンザウイルスの感染抑制効果が明らかとなっているという。

日常的に摂取することで、あらゆる病気のリスクを低減することが明らかとなったカレーだが、ウコンの過剰摂取は消化管障害を引き起こす原因になるため、カレーを多く食べればよいというわけではない。また食べる際にライスなどを多く摂取することで、炭水化物や糖質による血糖値の上昇も心配される。教授は“そば”などを活用し、カレー南蛮として摂取することで、食後の急激な血糖値上昇を抑えられると語った。

講義を受けたカズレーザーは「入ってる成分がすごいのはなんとなく分かりました。それをカレーだけから摂るのは難しいっていうのもなんとなく分かりましたね。プラスアルファで、カレーを選ぶ理由があるってことですよね」とコメントした。

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