5発大勝でEFL杯ベスト4進出、クロップ監督は「本当に良いプレーが多かった」

勝利を喜ぶユルゲン・クロップ監督[写真:Getty Images]

リバプールのユルゲン・クロップ監督が、EFLカップ(カラバオカップ)の勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

20日、ホームでウェストハムとのEFLカップ準々決勝に臨んだリバプール。先週末のプレミアリーグではマンチェスター・ユナイテッドとゴールレスドローに終わったが、この日は前半にMFドミニク・ソボスライの目の覚めるようなミドルシュートで先制すると後半は攻撃陣が爆発。MFカーティス・ジョーンズが2ゴールを決めたほか、FWコーディ・ガクポ、FWモハメド・サラーにもゴールが生まれ、5-1で試合を終えた。

2021-22シーズン以来となるEFLカップ準決勝進出を決めたクロップ監督はチームを称え、ユナイテッド戦からの改善を強調している。

「(ユナイテッド戦とは)確かに違いがあるだろう。日曜日はいくつかのことがうまくいかなかった。そして正直に言って、あの試合について何を話せば良いかわからない。みんなが狙い撃ちにするからね。我々はゴールに向かって30数回シュートを打ったが、GKの好セーブや我々の良くない判断もあり決まらなかった」

「今夜はそういう場面で得点できた。決まるかどうかは、選手の足元の寸分の違いなこともある。今夜は本当に良いプレーが多かった。個々のパフォーマンスは、全般的に日曜日の試合より良かったと思う。最初から最後まで試合を楽しめた。ウェストハムにとっては難しい試合だっただろう。すべてが良かった」

「(カーティス・ジョーンズは)良くやっていた。彼のプレーで試合は加速したと思う。これは本当に重要なことだ。 どの相手に対してもそれができるわけではありませんが、できる相手もいる。彼の2点目は今となってはクレイジーなゴールだね。本当に良い試合になった。とてもフレッシュだったが、ここ数週間は何千分もプレーしているわけではなく、驚く必要はないかもしれない」

「ハーヴェイ(・エリオット)はモー(サラー)とはまったく異なる右ウィングの役割を解釈してくれた。これは重要なことだ。誰もがモーのようにプレーすべきではない。モーがいないなら、我々は自分たちのスキルを発揮すべきだが、それがハーヴェイの行動だった。最高だ」

「ドム(ソボスライ)は本当に本当に良く見えたし、遠藤航もとても良い表情だった。中盤はチームのエンジンルームであり、彼らは守備的にも攻撃的にも気が利いていた。そしてコーディだ。本当に良い試合だった」

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