北九州が岡山退団のFW永井龍を獲得!今季は負傷もあり2試合の出場「昇格させるために来ました」

北九州加入が発表されたFW永井龍[写真:©︎J.LEAGUE]

ギラヴァンツ北九州は21日、ファジアーノ岡山に所属していたFW永井龍(32)の完全移籍加入を発表した。

永井はセレッソ大阪の下部組織出身。2010年にトップチームへ昇格すると、プロ1年目から出番を得た。その後はオーストラリアのパース・グローリー、大分トリニータ、V・ファーレン長崎、名古屋グランパス、松本山雅FC、サンフレッチェ広島とわたり歩き、2022年7月から岡山に期限付き移籍。今シーズンから完全移籍に切り替わっていた。

今シーズンは3月に左脛骨疲労骨折を負った影響から長期離脱を余儀なくされ、今季の公式戦出場は2試合のみに。シーズン終了後、岡山との契約満了が発表されていた。

新シーズンから北九州でプレーすることが決まった永井は、両クラブを通じてコメントしている。

◆ギラヴァンツ北九州
「ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆さま。初めまして。永井龍です。たくさんゴールを決めること、そしてギラヴァンツ北九州をJ2に昇格させるために来ました。ミクニワールドスタジアムでゴールを取ることが、今からすごく楽しみで仕方ありません。共にひとつになって闘いましょう!」

◆ファジアーノ岡山
「岡山での一年半を思い返すと、悔しい事や苦しい事ばかりです。ですが、政田でサポーターの皆さんからいただく「早く怪我を治して頑張ってね」「期待してるよ」という言葉に背中を押され、あの最終節のゴールを決めることができました。あのゴールは間違いなく僕のベストゴールです。ギラヴァンツ北九州では、あれを超えるゴールをたくさん決めてやろうと思っています。短い間でしたが、濃い時間を過ごさせてもらいました。ありがとうございました。またどこかで会いましょう」

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