長野刑務所の職員による受刑者への虐待行為があったとNPO法人が発表しました。法務省が調査を始めています。
弁護士でつくるNPO法人は長野刑務所の男性職員が今年6月、精神と身体の障がいがある男性受刑者に対して昼食を食べさせないなどの虐待をしたと訴えています。他の複数の受刑者から証言を得られたということです。
また、別の受刑者が虐待について外部に告発する手紙を送ろうとした際、正当な理由がなくやめさせたともしています。
NPO法人は「極めて重大、かつ衝撃的なこと」と、男性職員などへの厳正な処分を求めています。
法務省はすでに調査を始めていて、「幅広い関係者に話を聞き、事案の内容を確認したい」としました。
