愛知県東郷町の井俣憲治町長は、定例議会閉会日の12月21日、自身のパワハラ問題の調査などのため、自らの給与を減額する条例案を提出しました。
井俣町長は、職員へセクハラやパワハラとみられる言動を繰り返していたことが明らかになり、11月に議長は職員の保護のため、町長に町役場への登庁を控えるよう要望書を提出しました。
井俣町長はこれに応えて、議場には必要な場合を除いて“立ち入らない”方針を示し、町長不在で本会議が進む異例の事態となっていました。
定例議会閉会日の21日、井俣町長は本会議に出席し、第三者委員会の設置費用などのため、1月1日から3月末まで自身の給与を30パーセント減額する条例案を提出しました。
21日には、議員から井俣町長のハラスメント問題を究明する特別委員会の設置を求める決議案も提出される見込みで、いずれも午後に採決される見込みです。
