【イベントレポ】平日開催の特別イベント『ソロキャンジャンボリーvol.5』キャンプでの1人時間を楽しむ2日間

2023年11月14日(火)〜15日(水)に青川峡キャンピングパークにて『ソロキャンジャンボリーvol.5』が開催されました。平日開催にも関わらず、多くのキャンパーが集まり大盛り上がり!「平日イベント×ソロ・デュオキャンパー限定」という尖ったイベントはどんなものだったのか、青川峡キャンピングパークスタッフの「マッキー」がレポートいたします!

対象者はソロ・デュオキャンパーのみ!平日開催イベント「ソロキャンジャンボリー」

Photographer ミゾグチ ユウスケソロキャンジャンボリーvol.5参加者集合写真

2023年11月14日(火)〜15日(水)に『ソロキャンジャンボリーvol.5』が開催されました!

2018年に始まったソロキャンジャンボリーも今回で5回目。「平日開催×ソロ・デュオキャンパー限定」というかなり尖ったイベントです。

そして平日開催にも関わらず、毎度100名ほどのキャンパーさんたちが集結。本当に嬉しい限りです!

過去のソロキャンジャンボリーvol.3よりゲストには「こいしゆうか」さん、「猪野正哉」さん、「佐久間亮介」さん、「山口健壱」さんをお招きしました。

ソロキャンジャンボリーの魅力と凄さといえば、平日開催とは思えないほどのコンテンツの充実っぷり!

休日開催のイベントと遜色ないほど、豪華なゲストと多くのメーカーがソロキャンジャンボリーを盛り上げてくれています。

☝️ソロキャンジャンボリー過去のゲスト

第1回:ヒロシさん、ベアーズ島田キャンプさん、Hyper Camp Creators
第2回(西日本):たけだバーベキューさん、SHINGO/3LDKさん(カレー将軍)、Hyper Camp Creators
第2回(東日本):出端祐大さん(ふたりソロキャンプ作者)、こいしゆうかさん、Hyper Camp Creators
第3回:猪野正哉さん、こいしゆうかさん、Hyper Camp Creators
第4回:阿諏訪泰義さん、Hyper Camp Creators

*「Hyper Camp Creators」とは佐久間亮介さん(さくぽん)、山口建壱さん(ヤマケン)のキャンプユニット

回数を重ねるごとにパワーアップしているソロキャンジャンボリー。

第5回となる今回も想像以上のイベントとなりましたよ!

ソロキャンジャンボリーvol.5イベント概要

ソロキャンジャンボリーvol.5のゲストは「小雀陣二」さん、「関根千種」さん、「にほんしゅ」さん

ソロキャンジャンボリーvol.5には3組のゲストが集結しました。

またメーカーブースも過去最大レベルの多さ!これだけ多いと周り切るのも大変だったはず...。

豪華ゲスト①:アウトドア界のレジェンド「小雀陣二」さん

小雀陣二さん

お一人目のゲストはアウトドアコーディネーターの小雀陣二さん。

小雀さんには「チュンチュン」という可愛らしい愛称がありますが、アウトドア界の言わずと知れたレジェンドです。

小雀さんには「"ウマさ"発見アウトドア」というコンテンツを担当していただきました。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

小雀さんのアウトドアでの経験、なぜアウトドア業界に身を置こうと思ったのかなど、なかなか聞くことのできない話が盛りだくさん。

レジェンドと呼ばれるほどの方なので最初は「お堅い話なのかなー」と思っていましたが、とてもフランクで会場では時折笑いも起きていましたね。

特にキャンプギアに関するお話は、とても勉強になりました!

Photographer ミゾグチ ユウスケ

夜に開催された「CAMPER MEETING」ではいなべ市の名産品「さくらポーク」を使ったおつまみを作ってくださいましたよ!

炭火でこんがり焼いたさくらポークは絶品。お酒と一緒に堪能しているキャンパーさんも多かったのでは?

レシピ本も多数出品されている小雀さん。トークに料理にと大活躍でした!

豪華ゲスト②:飯盒レシピの伝道師「関根千種」さん

関根千種さん

ゲストお二人目はアウトドアフードスタイリスト/イラストレーターの「関根千種」さん。

関根さんといえば飯盒レシピの伝道師。著書「ぜんぶ同時に出来上がる! 飯盒2型絶品定食レシピ」を読んだことがある方も多いはず。

関根さんも小雀さんと一緒に「"ウマさ"発見アウトドア」を担当していただきました。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

関根さんは飯盒を使ってライブクッキング!本を出版されているだけあって手際の良さがすごかったですねー。

時折、小雀さんの合いの手もありながら楽しい調理となりました♪

Photographer ミゾグチ ユウスケ

出来上がった料理も本当に美味しそうだったなぁ。これが同時に作れるとは...飯盒のポテンシャルはすごいの一言です。

2型飯盒だけではなく、一般的な兵式飯盒でも同時調理はできるため、みなさまもぜひ挑戦してみてくださいね!

豪華ゲスト③:コンビ揃って"きき酒師"の漫才師「にほんしゅ」

にほんしゅ左:あさやんさん 右:北井一彰さん

ゲスト3組目は「にほんしゅ」さん。

なんと、コンビ揃って"きき酒師"の資格を持つ世界で唯一の漫才師なんです!

Photographer ミゾグチ ユウスケ

にほんしゅのお二人が担当した「にほんしゅの日本酒の楽しみ方」では、実際に漫才も披露してくれました。

「漫才と日本酒をどうかけ合わせるのだろう?」と疑問に思っていましたが、いざ始まると漫才の面白さと日本酒の奥深さにぐっと惹き込まれました。

これはきき酒師の資格を持つお二人だからこそできる芸当!

Photographer ミゾグチ ユウスケ

漫才後には日本酒の楽しみ方、味わい方のレクチャーもありました。

トーク中にはお客さんにも日本酒が振る舞われ、赤ら顔の方もちらほら(笑)

お酒好きにはたまらない時間だったのではないでしょうか?

Photographer ミゾグチ ユウスケ

また、夜の「CAMPER MEETING」では食事に合わせた日本酒の提案も行っていただきました。

こういうのを「ペアリング」って言うんですね。日本酒の楽しみ方をまたひとつ学ぶことができました!

ソロキャンジャンボリーvol.5にはたくさんのメーカーブースが!

ソロキャンジャンボリーvol.5出展者

ソロキャンジャンボリーvol.5に参加したメーカーや企業は上記のとおり。

平日開催も関わらず、これだけ多くの出展をいただきました。

筆者もいろいろとブースを巡らせていただきましたが、どのブースも楽しそうで盛り上がっていたのが印象的でしたね。

出展ブースでどのようなことが開催されていたのか、ご紹介いたします!

筆者撮影

「A&F and サバティカル」ブースではソロ・デュオキャンプ向けのテントの展示が行われていました。

サバティカルといえば渋カッコいいサンドカラー。フォルムの美しさも抜群で見ているだけでうっとりします。

筆者は個人的にギリアを狙っているので、隅から隅まで見させていただきました(笑)

筆者撮影

また、パーコレーターを使ったコーヒーの淹れ方講座も同時開催されていました。

コーヒーのいい匂いにつられて、多くのキャンパーさんが足を運んでいましたね。目の前で実演があると物欲も刺激されたのでは?

Photographer ミゾグチ ユウスケ

こちらは刃物ブランドの「FEDECA」ブース。

FEDECAでは商品の販売・展示とワークショップが行われていました。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

ひとつひとつ丁寧に作られた道具はとても美しく、使うより飾っておきたいほど。

「FEDECA」は明治28年創業、金物の街『播州三木』の老舗刃物メーカーのブランドのため、使い勝手も申し分ありません。

このブースに訪れた多くの方は、道具を手に取り感動して、そのままお買い上げしていました。もちろん筆者もその一人です!

筆者撮影

ラジコンメーカーの「WPL JAPAN」ブースでは、実際に車を走らせることができました。

険しい障害物もなんのその。力強く進むラジコンを見ると男心にグッとくるものがありましたね。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

最近、ジムニーがラジコンのラインナップに加わったとのこと。

カスタマイズ性も高いため、キャンプと同レベルで沼にハマる人もいそうです!

Photographer ミゾグチ ユウスケ

石油燃焼機器メーカー「トヨトミ」のアウトドアライン「GEAR MISSION」ブースでは、展示やモルック大会が開催されていました。

これからの時期必要になる暖房器具。その場でストーブを購入していたお客さんもいましたね。

筆者撮影

モルック大会では景品をゲットすべく、多くの方が挑戦していました!

歓声が一番大きかったブースは間違いなくここでしょう(笑)

筆者撮影

老舗キャンプメーカー「コールマン」ブースでは"キャンプなんでも相談所"が開設されていました。

「おすすめのキャンプ場はどこ?」「ガソリンランタンってどう扱えばいいの?」といった疑問をコールマンのスタッフさんに直接聞くことができたため、多くのキャンパーが訪れていました。

それにしてもスタッフさんの知識量は半端じゃなかったですねー。次から次へと疑問を解決していました!

筆者撮影

夜にはランタンで灯りの演出もしてくださり、とてもいい雰囲気となりました。

これだけの道具をおひとりで動かし続けたスタッフさんの力量の高さには感服です。

筆者撮影

「WILD-1 and tent-mark designs」ブースでは、新しい薪ストーブやソロ・デュオキャンパーにぴったりのテントが展示されていました。

実際に張られているテントを見れる機会はあまりないので、これは嬉しい!

ロッジ型のテント「プリン」がとても可愛かったなぁ〜。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

また、ハンマーレザーカバー作りも体験できましたよ。

世界に一つだけのレザーカバー。ギアの愛着がより強まること間違いなしでしょう!

王者の冠は誰の手に?「can can CAPS コロシアム」が大盛り上がり!

筆者撮影

そして、ソロキャンジャンボリーvol.5には「cancan」ブースもありました。

「can can」といえば、ハピキャンを監修している近澤一雅さんが携わっているブランドでもあります!

こちらでは木製3Dマルバツゲーム「can can CAPS」を実際に遊ぶことができました。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

「can can CAPS」は大・中・小と3つのサイズの駒を使うマルバツゲーム。

ルールはマルバツゲームとほぼ一緒なのですが、どんでん返しも頻繁に起こるため、老若男女問わず夢中になります。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

そして夜には「can can CAPS コロシアム」なるものが開催!

参加者にはひとり3枚のコインが配布され、「can can CAPS」の敗者は勝者にコインを献上するというバトルロワイヤル方式の戦いが繰り広げられていました。

Photographer ミゾグチ ユウスケ勝って嬉しい、負けて悔しいcan can CAPS

優勝者には景品があると告知があったため、会場には勝った時の歓喜、負けた時の悲鳴がこだましていました。

やはり、人類たるもの負けず嫌いなのでしょう。

ちなみにアウトドア界のレジェンド小雀さんも参加していましたが、優勝とはならず(笑)

Photographer ミゾグチ ユウスケ

聞くところによると、今回の優勝者は景品として「can can CAPS」をゲットしたとのこと。

これでより一層腕を磨くというわけですね。この大会が再び開催された時には、初代王者として参加してくださいね!

参加者もスタッフも全力で楽しんだ2日間のソロキャンジャンボリーvol.5

Photographer ミゾグチ ユウスケ夜もみなさん思い思いに過ごしていました。

キャンプを愛する人たちが集った2日間のソロキャンジャンボリーvol.5。

どこのシーンを切り取っても、みなさん楽しそうで本当に幸せな空間でした。

数年前までは「ソロキャンプって楽しいの?」と聞かれることもありましたが、今ではソロキャンプもひとつの文化になってきたなと実感しています。

Photographer ミゾグチ ユウスケ

「ソロ・デュオキャンパーが集まるイベントだけど、あくまでも個泊個食」

これはソロキャンジャンボリーを立ち上げた時から、一貫して変わらないコンセプトです。

コンテンツに参加するもよし、自分のサイトでゆっくりするもよし。ソロキャンジャンボリーはソロ・デュオキャンパーの壮大なオフ会みたいなものかもしれませんね。

青川峡キャンピングパークスタッフ集合写真

青川峡キャンピングパークはこれからもワクワクするようなイベントを作り出していきます!

今回はソロ・デュオキャンパー向けのイベントでしたが、次は違う切り口のイベントがあるかもしれません。

その際はまた遊びに来てくださいね。

最後になりましたが、ソロキャンジャンボリーvol.5にお越しいただいたキャンパーのみなさん、一緒に盛り上げてくれた関係者のみなさん、ありがとうございました!

© ハピキャン