全国で相次ぐホストクラブ高額請求被害をを受け 広島県警などが『立ち入り調査』を実施 中区流川・薬研堀

ホストクラブで高額な請求を受け多額の借金を負わされる被害が東京を中心に全国で相次いでいます。広島県警などが広島市で立ち入り調査を実施し、25件の違反が確認されました。

立ち入り調査の対象となったのは、広島市の歓楽街にある15のホストクラブです。ホストクラブをめぐっては、客に高額な売掛金、いわゆる「ツケ」を支払わせるため、性風俗店で働かせることや売春をさせるといった被害が全国で相次いでいます。

調査では県警と労働局の職員、合わせて23人が、▽料金表示をわかりやすく記載しているか、▽18歳未満の入店を禁止する表示を適切に行っているかなど、営業に違法行為がないかを確認していました。

広島県警 生活安全総務課 新宅武公 警部 「警察としては、しっかりと健全化に向けた指導行っていきたい。必要があれば取り締まりなど、あらゆる対応をしていきたい」

警察によりますと、調査することができた9つすべての店舗で、料金表示や従業員名簿の内容に不備があるなど、合わせて25件の違反が確認されたということです。

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