フィニアス、妹のビリー・アイリッシュのニューALは“85%完成している”と明かす

ビリー・アイリッシュの兄でプロデューサーのフィニアスが、現地時間2023年12月19日に公開されたMr Porterとのインタビューで、妹の次のアルバムが“85パーセント完成している"と明かした。

このパーセンテージはファンに具体的な最新情報を提供するものだが、フィニアスはアルバム制作のプロセスは簡単なものではなかったと述べた。「僕たちが書こうとしていることについて、ビリーは自分が本当はどう感じていたのか、よくわかっていなかったんじゃないかな」と彼は話し、「自分が本当につながりを感じられるものを作るというのは……掴みどころがなかったりするんですよね」と説明している。

ビリーと一緒に曲作りをすることが多いフィニアスは、1年間で88公演をこなしたため、自身の多忙なスケジュールの合間を縫って曲作りをするのは難しかったと語った。彼は、「少しさび付いていたと思います。怖かった。休んでしまうと、作曲の筋肉が退化してしまうことに気づいて落胆しました。体調を戻さなければなりませんでした」と述べている。

ビリーの前作『ハピアー・ザン・エヴァー』は2021年にリリースされ、2作目となるこのアルバムは米ビルボード・アルバム・チャート“Billboard 200”で3週首位を獲得し、合計124週チャート入りしている。それ以来、この兄妹は『バービー・ザ・アルバム』の一環として「What Was I Made For?」でコラボし、この楽曲は【第66回グラミー賞】の<最優秀楽曲>と<最優秀レコード>を含む計6部門にノミネートされている。

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