2024年の第3回プレミア12出場国が決定 日本代表は2連覇を目指す

大谷翔平がマイク・トラウトを空振り三振に仕留める劇的なエンディングとなった今年3月のワールド・ベースボール・クラシックは大いに盛り上がったが、2024年にも野球の国際大会が開催される。世界ランキングの上位12チームが出場するプレミア12だ。2015年の第1回大会で韓国、2019年の第2回大会で日本が優勝したこの大会は、次が3度目の開催。最新の世界ランキングに従い、日本、メキシコ、アメリカ、韓国、台湾、ベネズエラ、オランダ、キューバ、ドミニカ共和国、パナマ、オーストラリア、プエルトリコの12チームが出場する。

現在の世界ランキング1位はワールド・ベースボール・クラシックで優勝した日本だ。メキシコが2位に入り、アメリカが3位、韓国が4位と続く。オーストラリアは2度目、パナマは初めての出場で、それ以外の10チームは3大会連続の出場となる。

大会は11月10日から24日にかけて行われ、出場する12チームが2つのグループに分けられる。グループA(11月10~14日)の開催地は未定だが、グループB(11月14~18日)は台湾の台北市で行われる。なお、グループBの開幕戦(11月13日)のみバンテリンドームで開催されることになっており、決勝ラウンド(11月21~24日)は東京ドームで開催されることが決まっている。

MLBの各チームの40人ロースターに登録されている選手は出場できないため、大物メジャーリーガーの参戦は期待できないが、過去には大谷翔平や鈴木誠也のほか、金河成(キム・ハソン)、李政厚(イ・ジョンフ)らが出場。ジェイク・クロネンワース(パドレス)、アレック・ボーム(フィリーズ)、ドールトン・バーショ(ブルージェイズ)、ルルデス・グリエルJr.(ダイヤモンドバックス)、タイラー・オニール(レッドソックス)らもプレミア12でのプレー経験があり、将来のメジャーリーガーのプレーを見るチャンスと言える。

日本が大会史上初の2連覇を達成するのか。第1回大会で優勝した韓国が王座を奪還するのか。それとも、それ以外のチームが初優勝するのか。来年11月に行われる熱い戦いが待ち遠しい。

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