秋田がJ3得点王FW小松蓮を獲得! 今季は松本で36試合19ゴール「最高の週末をたくさん届けたい」

秋田移籍が発表されたFW小松蓮[写真:©︎J.LEAGUE]

ブラウブリッツ秋田は21日、松本山雅FCに所属するFW小松蓮(25)の完全移籍加入を発表した。

小松は松本の下部組織出身であり、2018年に産業能率大学から松本入り。ツエーゲン金沢、レノファ山口FCへの武者修行を経て昨シーズンから松本に復帰すると、主力に定着した。

今シーズンは開幕から順調に得点を重ね、明治安田生命J3リーグで36試合出場19ゴール4アシストを記録。クラブが目標としていたJ2昇格を逃す中で、J3得点王に輝く活躍を見せた。

秋田は獲得に際し、「183cmの長身を生かしたポストプレー、左足から繰り出す巧みなシュートセンスで常に貪欲にゴールを目指すエースストライカー」と特徴を紹介している。

下部組織時代から過ごす松本を離れる決断を下した小松。両クラブを通じて移籍の理由や新天地での意気込みを述べている。

◆ブラウブリッツ秋田
「初めまして!松本山雅FCから来ました小松蓮です。ブラウブリッツ秋田の大切にしているものを表現しながら、僕の1番の武器であるゴールを皆様に沢山お見せするために来ました。最高の週末をたくさん届けたいと思っていますのでよろしくお願いします!」

◆松本山雅FC
「ブラウブリッツ秋田へ移籍することを決断しました。松本山雅FCに関わる全ての方に感謝したいです。JFL時代のアカデミーに入って12年間このクラブで育ってきた僕はこの決断をするのが難しく、悩み続けました」

「『まだ山雅にいたいな』『地元でプレーできるのは幸せだな』『もう1年J3で戦い山雅を昇格させよう』など山雅に居続ける理由はいくらでもありました。ただ、頭の片隅には幼い頃からの夢がちらついてこのタイミングでチャレンジしたいという自分がいました」

「話したいこと伝えたいことはたくさんありすぎてこれ以上は文章では書くことができません。とにかく1番伝えたいのは『夢を叶えてきます』ということです。そしていつの日かアルウィンでサッカー選手としてのピリオドを打つことを夢見て。 いってきます」

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