31歳の実力派俳優バリー・コーガン 意外すぎる“家事”で平常心キープ「シンプルなことで地に足を」

映画『イニシェリン島の精霊』でアカデミー賞にノミネートされた俳優バリー・コーガン(31)は、毎日ベッドメイキングをすることで、地に足をつけて暮らしていることを明かした。シンプルな家事をこなすことで平常心を保とうとしているそうだ。

バリーは、バラエティ誌に語った。「仕組みが一番大事なんだ。仕組みとルーティーン。僕にとってはボクシングだ。規律、タイミング、シンプルさを与えてくれる。朝はベッドを整える。ホテルにいるときでさえ、ベッドメイクをする。世話をしてもらっているときは、こういったことを忘れてしまうからね。シンプルなことこそ、地に足をつけてくれる」

「だから毎朝ベッドメイキングをする。ボクシングに取り組む。時間を守る。そういう単純なことなんだ。これを仕事と見なしたくはない、僕が自分のしていることを愛しているからね。やらなければならないことじゃない。でも、没頭しすぎると自分を見失ってしまう。だから、物事は分けて考えなければならない。画家だって、筆を置いてベッドに入らなきゃいけないだろ?」

バリーはまた、他の俳優からヒントを得ようとしていることも明かした。「他の若い人や年上の人たちからも学ぶことがある。他の俳優がどんな演技をするのか、なぜそのような演技をするのかを見るのが好きなんだ。僕の場合は、プラスチックのスプーンを口に入れて遊んでみる。アクセントをつける。音楽を聴く。ドレスコードを守る。それだけで、精神的にその中に入っていける」

「僕は正式なトレーニングを受けたわけではないし、自分の仕事に正しいやり方などないと思っている。絵画の例えに戻ると、絵を描く唯一の正しい方法なんてないんだ。ただキャンパスの上に描くだけ」と説明した。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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