セリーヌ・ディオン 筋肉のコントロールができない 100万人に1人の難病で闘病中

セリーヌ・ディオン(55)は、「スティッフパーソン症候群(SPS)」との闘病の最中、「筋肉のコントロールができなくなった」という。

セリーヌは昨年12月にこの病気にかかっていることを公表、「カレッジ」ワールドツアーを途中で中止せざるを得なくなっていたが、「筋肉のコントロールを失った」最近のセリーヌの健康状態について、姉のクローデット(74)がカナダの7Joursにこう語った。「私の心が痛むのは、セリーヌがいつも規律正しかったこと。彼女はいつも一生懸命だった。私たちの母はいつもセリーヌに、『うまくやるのよ。きちんとやりなさい』と言っていたわ」。

また、闘病中にもかかわらず、セリーヌはまだパフォーマンスをしたがっているとこう続けた。「私たちの夢も、セリーヌの夢も、ゴールはステージに戻ること」「どんな形で?というのはわからないわ」。

そんなセリーヌは10月、3人の息子とアイスホッケーの試合を観戦した際の写真を珍しくソーシャルメディアにこうキャプションを付けて投稿していた。「月曜の夜、ラスベガスでのベガス・ゴールデンナイツとのホッケーの試合後、息子たちとモントリオール・カナディアンズを訪ね素晴らしい時間を過ごした」「素晴らしいプレーで最高のゲームだった!試合後私たちに会ってくれてありがとう。私たちにとって思い出深いものになった。素晴らしいシーズンを!セリーヌ」。

セリーヌが投稿した画像のいくつかには2016年にがんで亡くなった音楽プロデューサーの夫ルネ・アンジェリルとの間にもうけた長男レネ・チャールズ(22)、双子のネルソンとエディが写っている。

このアップデートにファンは大喜びで、セリーヌを「女王」と呼び、コメント欄はお見舞いのメッセージで埋め尽くされた。

「スティッフパーソン症候群」は、胴体、腕、脚の筋肉の硬直を引き起こす稀な進行性の神経疾患で、約100万人に1人の割合で発症するという。今回公の場に姿を現す2か月前には、セリーヌの姉が、不治の難病と戦い続ける妹が制御不能な「筋けいれん」に苦しんでいると語っていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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