北九州が岡山退団のDF杉山耕二を完全移籍で獲得「心を揺さぶり、心を震わせるような選手で在れるように」

来季は北九州でプレーする杉山耕二[写真:©︎J.LEAGUE]

ギラヴァンツ北九州は21日、ファジアーノ岡山のDF杉山耕二(25)を完全移籍で獲得したことを発表した。

三菱養和SCユース出身の杉山は、早稲田大学から東京ユナイテッドFCへと加入。2022年に岡山に完全移籍で加入した。

岡山では天皇杯で1試合に出場するも、シーズン途中に東京武蔵野ユナイテッドFCへ育成型期限付き移籍。今シーズンはヴェルスパ大分へ育成型期限付き移籍していた。

1年半JFLでプレーした中、今季はJFLで24試合3得点、天皇杯で3試合に出場していたが、育成型期限付き移籍満了とともに、岡山も退団することが発表されていた。

杉山は両クラブを通じてコメントしている。

◆ギラヴァンツ北九州
「ギラヴァンツ北九州に関わる全ての皆様、はじめまして。今回この素晴らしいチームに加入できることをとても嬉しく思っています」

「チームの為に、闘い、走り、鼓舞することが僕のプレーヤーとしてのアイデンティティです」

「サッカーを通して、皆様の心を揺さぶり、心を震わせるような選手で在れるように日々奮闘していきます。これからよろしくお願いします」

◆ファジアーノ岡山
「ファジアーノ岡山に関わる全ての皆さま。リリースにある通り、契約満了に伴い退団、移籍することになりました。2年間ありがとうございました」

「岡山の選手としてプレーしたのは約半年間と短い時間でしたが、素晴らしいチームで熱狂的なファン・サポーターの方々に支えられながらプレーできたことは僕にとっての財産です。このチームでの半年間、自分自身の選手としての能力・価値の無さを残酷なほど突き付けられました。だからこそ、その現実に想いを持って抗い続けた期限付き移籍期間でした。この2年間での経験、湧き出た感情を必ず今後の糧にしていきます」

「地道に着実に一歩ずつ進んでいくことが自分らしさです。いつか必ず同じディビジョンでプレーできるように自分の全力を毎日出し切っていきます。2年間、本当にありがとうございました」

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