第68回有馬記念（GI、芝2500m）の公開枠順抽選会が本日21日17時からスタートする。
いまだ馬券圏外に敗れたことがない安定感を見せる牝馬・スターズオンアース、武豊とともに復活を誓うドウデュース、今年本格化を迎えて充実一途のジャスティンパレスら4歳勢、日本ダービーを制して世代の頂点に立ったタスティエーラや、これがラストランとなるタイトルホルダーなど、多彩なメンバーが集結。
競馬界の一年を締めくくるグランプリ。騎手、厩舎関係者、オーナーはじめ、競馬ファンも一喜一憂する枠順抽選会にも注目だ。
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■勝ち負けのチャンスは4枠まで
過去10年、最多3勝を挙げ、連対数もトップをマークするのが【3.2.1.14】の5枠。3勝は2020年から続いており、昨年のイクイノックスなどいずれも1番人気馬が収めたもの。またアーモンドアイも5枠だったので、1番人気が4頭も入っている枠となる。
そこで1番人気【6.1.1.2】の枠別成績を見てみると、1～5枠は【5.0.0.1】だったが、6枠が【1.1.0.0】、7枠が【0.0.1.0】、8枠が【0.0.0.1】と外枠ほど着順が悪くなりやすい傾向にあった。有馬記念において「8枠不利」は有名だが、1番人気でもやはり外めの枠ほどハードルが高くなる。
2番人気以下の枠別成績を見ても、1～4枠【4.6.4.64】、5～8枠【0.3.5.64】で外めの枠は勝ち切れていない。内めの枠に入った馬から評価を上げていくのが賢明で、本命候補が5枠より外に入った際は、改めて検討が必要そうだ。
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（SPREAD編集部）
