「クリームソーダ編んでみた」→衝撃のクオリティーにネット絶賛「こんな立体的なの編めるんですか?」

レトロ喫茶の定番・クリームソーダを編み物で再現した作品がX(旧ツイッター)で注目を集めている。

1児の母で編み物が趣味のSAYA(@sa_ya_38_39)さんは18日、「本を見てクリームソーダを編んでみた」とつづり、写真を投稿。毛糸でちょっぴりふっくら感のあるかわいらしいクリームソーダ。クリームの上に赤い毛糸でできたサクランボがちょこんとのっている。喫茶店の食品サンプルに置かれると笑顔になりそうだ。

クオリティーの高さにユーザーから「こんな立体的なの編めるんですか?」「ぷっくりしてて超かわいい」「マネしたくてもできないレベル」など絶賛の声が寄せられた。同ポストは21日までで1400超のリポスト、2.2万超の「いいね」が集まっている。

SAYAさんによると、Miya氏の本「お菓子なあみぐるみ」(日本文芸社)を参考に製作したとのこと。「本を見てみて、あみぐるみ初心者だったのもあり、まずは比較的小さめのクリームソーダを作ってみようと思い作り始めました」。5日間、1~2時間ほどかけて完成した。

立体的に編むのは大変そうだが「とても簡単でした」と答えたSAYAさん。本に載っている通りの出来栄えにしたかったため、同じ毛糸にこだわり手芸屋を3店舗回った。「100均や家にある似た毛糸を使うのではなくちゃんと毛糸をそろえることが大変でしたが、その記載された毛糸を使うことでしっかり立体的でお手本通りにかわいいクリームソーダになりました」と納得の仕上がりになった。

完成した”大作”は、夫と1歳の子供に披露した。夫は完成の速さと出来栄えに目を丸くし、子供はカラフルで目についたのか、クリームソーダに手を伸ばしていたとのこと。なんともほほえましい光景だ。

SAYAさんは反響について「子供を寝かしつけた後に毎晩楽しんでいる趣味の編み物にたくさんの方からかわいいと言ってもらえてとてもうれしかったです」と喜んだ。また、一部のユーザーからポストのキャプションが偶然、5(本を見て)・7(クリームソーダ)・5(編んでみた)になっていたことから思わぬツッコミが。「『いい川柳だ』という反応をしてくださった方が印象的で面白かったです」と感想を語った。

(よろず~ニュース・松田 和城)

© 株式会社神戸新聞社