警察署内で実弾1発を発砲 40代の警部補を本部長訓戒処分 拳銃の動作確認中に誤って発砲 壁にめり込む

ことし11月、三重県鈴鹿市の三重県警鈴鹿警察署で、拳銃の動作確認中に実弾1発を誤って発射した40代の警部補について、三重県警は12月18日付で本部長訓戒処分としました。

処分を受けたのは、三重県警鈴鹿警察署に勤務する40代の警部補です。

三重県警によりますと、警部補は11月7日、署内で1人で拳銃の動作確認などを行っていたところ、実弾1発を誤って発射しました。

実弾は部屋の壁にめり込みましたが、警部補にケガはありませんでした。

三重県警は、拳銃の動作確認をする際に実弾が抜かれた状態かどうかの確認を怠ったとの理由で、この警部補を12月18日付で本部長訓戒処分としました。

三重県警警務部は全職員に対して、拳銃の動作確認をする際は別の警察官が実弾が抜かれた状態かを確認することなどを求める再発防止策を、文書で通達したということです。

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