Next Gen ATPファイナルズの出場資格が2024年から20歳以下に。ATPが若手選手の強化をサポート

Next Gen ATPファイナルズの出場資格が20歳以下に

男子プロテニス協会のATPは、これまで21歳以下の選手を対象にしていた「Next Gen ATPファイナルズ」の出場資格を20歳以下に引き下げることを発表した。

ATPは21歳以下の将来有望な選手8名で争われる「Next Gen ATPファイナルズ」の出場資格を20歳に引き下げるとともに、2004年以降に生まれた若手プレーヤーのさらなる成長を促すためのプログラムを拡張する。

世界ランク350位以内に入った選手に対して、チャレンジャー大会のカテゴリー100および125の出場権を最大8回付与。

さらに、世界ランク250位以内に入った選手に対してはATP250の1度の本戦、2度の予選出場権(ツアー大会が3つ以上開催されている週にのみ適用)を与えるとした。これらにより多くの才能を持った選手の創出を促していくという。

2004年以降に生まれた250位以内(2023年12月18日付)の選手は、19歳のアルトゥール・フィス(フランス/世界ランク36位)やルカ・バン・アッシュ(フランス/同90位)、アレックス・ミケルセン(アメリカ/同97位)、ヤクブ・メンシク(チェコ/同167位)、ディノ・プリズミック(クロアチア/同169位)、シャン・ジュンチャン(中国/同183位)、エンリケ・ロシャ(ポルトガル/同246位)の7名。350位以内になるとこれに5名が加わる。

なお、来年の「Next Gen ATPファイナルズ」(サウジアラビア・ジッダ)は12月18日~22日に開催されることも決まっている。

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