１２月２日に倉敷市玉島の住宅で夫婦が殺傷された事件で、岡山県警は２１日、夫婦の長男ら男２人を殺人未遂の疑いなどで逮捕しました。
住居侵入と殺人未遂の疑いで逮捕されたのは岡山市北区、自営業・村上航希容疑者（２６）と、長男で倉敷市、会社役員・問田直孝容疑者（２９）の２人です。
事件は２日午後３時ごろから午後６時ごろの間、倉敷市玉島の会社経営・問田正さん宅で、問田さんと妻が刃物で刺され、問田さんが死亡、妻が全治１カ月の重傷を負ったものです。
県警によると、２人は共謀して問田さん方に侵入し、刃物で問田さんの妻の腹部を刺すなどした疑いです。
現場の状況や聞き込み、周辺の防犯カメラの映像などから２人を特定しました。
県警は村上容疑者が実行役とみて動機や２人の関係などを調べており、問田正さんの件についても取り調べるとみられます。
２人の認否については明らかにしていません。
