現職の臥雲氏が再選へ出馬表明 議員秘書の赤羽氏も 来年3月の松本市長選【長野】

任期満了に伴う来年3月の松本市長選について、現職の臥雲義尚市長が出馬を表明しました。
また、衆議院議員公設秘書の赤羽俊太郎(40)さんも出馬する意向です。

自らの進退について「年内に意向を示す」としていた臥雲市長。

■松本市・臥雲義尚市長
「来年3月の松本市長選挙に再び挑戦する決意を固めました」

市議会の12月定例会最終日の21日、再選を目指し出馬すると表明しました。
臥雲市長は元NHK解説委員で2016年の市長選で落選、2020年の前回選で初当選しました。
1期目を「多くの政策と事業に着手できた」と振り返り、2期目は少子化対策などにさらに力を入れて取り組む考えです。

■松本市・臥雲義尚市長
「土台は出来た。あるいは着手は行った。これを次の4年でしっかりと実現していくことが求められる」

一方、衆議院議員公設秘書の赤羽俊太郎(40)さんも出馬する意向を固めました。

■赤羽俊太郎さん
「自分でチャレンジして松本市を変えてみたいなという純粋な思いで立候補を考えている」

松本市出身の赤羽さんは、2008年から務台俊介議員の事務所で働き、2012年から公設秘書を務めています。
農業や教育などを市政の課題と捉えていて、自身の経験を生かし有権者の声を反映していきたいと話します。

■赤羽俊太郎さん
「議会あるいは一般の市民の声が十分に汲み取られていないと感じる。自由闊達な議論を市政に届ける役割をしたい」

松本市長選をめぐっては、新人で会社役員の上條邦樹さん(54)、新人で元信越放送専務の菱山晋一さん(68)が立候補を表明しています。

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