本作は、アイドルでありながら魔法少女でもある地下アイドルグループと、否応なくの流れでプロデューサー兼マネージャーとなったアイドルオタク・中森大河によるサクセス(予定)ストーリーを描くアドベンチャーゲーム。2021年にPCで登場し、2023年3月には続編となる「けもの道☆ガーリッシュスクエア2」が発売された。
PS4/Nintendo Switch版では、はねると天寅をピックアップした「けもの道☆ガーリッシュスクエア」、白雪と球美をピックアップした「けもの道☆ガーリッシュスクエア2」がセットに。また、新たに「けもの道☆ガーリッシュスクエア」の前日譚と「けもの道☆ガーリッシュスクエア2」の後日譚の二つのシナリオが追加されている。
以下、発表情報をそのまま掲載しています
■ストーリー
主人公、中森大河はアキバのカレー屋で働くアイドルオタク。そんな彼の推しは、アキバを中心に活動している地下アイドル「けもの道☆ガーリッシュスクエア」!まだまだ駆け出しの彼女たちをいつか必ず武道館に連れていく……。そんな崇高なる目的に向かって、少数精鋭(?)の同志たちと充実したオタ活動を送る日々。
そんなある日、大河は深夜のアキバで偶然彼女たちのレッスン風景を目撃する。ファン心理でこそこそ覗いていると、なんと彼女たちは光をまといキラキラ~といつもの衣装に変身。たちまち現れる、宙に浮かぶ謎の魔法生物たち。そう!彼女達のステージ衣装は実は魔法少女コスチュームで、アイドルでありながら魔法少女でもあったのだ!
案の定のぞき見をしていたのがばれ、魔法生物に追い掛け回され殺されかけたりもしたが、「自分たちの住む魔法世界を救うためには人間たちのエナジーが必要で、そのためにアイドルを目指す彼女たちに協力してもらっている」との事情を打ち明けられる。
しかし「けもの道☆ガーリッシュスクエア」はまだ鳴かず飛ばずのアイドルグループ。ほとんど否応なくの流れで、大河はプロデューサー兼マネージャーとしてグループの活動に参加することに。
こうしてドタバタ含みで幕を開く、魔法少女系アイドルサクセス(予定)ストーリー!ガオーッと元気に始まります。
■キャラクター
皇 はねる(CV:木之みき)
「よっしゃー!『けもの道☆ガーリッシュスクエア』いくよーーーー!!」
アキバを拠点に活動する地下アイドルグループ、「けもの道☆ガーリッシュスクエア」のリーダーでツッコミ担当。
歌やダンス、トークもかなりの実力で、それもそのはず、実は国民的アイドルグループで活躍していた元トップアイドル。訳あってグループを脱退した今も、再起を目指して新しい仲間と頑張っている。
経験者の自分がしっかりしなきゃという意識が強く、みんなに発奮を促したりするが空回りしていることも多い。
アイドルとしての活動に全てを捧げているため、ボロアパートに暮らしていて生活にはそこそこ苦労してる。
二谷 天寅(CV:東シヅ)
「……ありがとう。そんな風に言ってもらったの、初めてだから」
都内の名門国立大学に通う大学生。グループ内ではオチ担当。
魔法生物にゃもの勧誘に応じる形で、魔法少女とアイドルの二足のわらじを履くことに。
かなりのマイペースで、ライブ本番ですらすーんとした雰囲気がある。情熱がないというよりはそもそもあまり感情が表に出ないタイプ。
そんな振る舞いも含めてファンたちは受け入れて応援している。本人もなんとかしたい気持ちは(そこそこ)あるのか、主人公にアイドルとしての心得を問うようなシーンも。好きなものはイクラ。
兎月白雪(CV:猫村ゆき)
「ふふ♪ まだまだ頼りないわたくしですが、これからも見守っていてくださいね」
おっとりほんわかなお嬢様。グループ内では(あざと)可愛い担当。
メンバーもプライベートのことは把握していない。色々、謎に包まれた女の子。物腰や世間知らずさから、かなりのお嬢様なのではという説も(未確認)。
純粋で誰に対しても優しく、いきなりギュッて手を握ってまっすぐ目を見つめてきたりなど、ナチュラルに人の心を奪ってくるような人たらしな素質がある。
異様に熱心な老人のファンがいる。趣味は読書。
森野 球美(CV:飴川柴乃)
「なんだか運命的ですね。ドキドキします」
金沢から上京してきたはつらつ元気担当。アイドルをやりながら、調理師の専門学校に通っている。
都内の有名ホテルのレストランでアルバイトもしている。人一倍の頑張り屋さんで、皆に元気を振りまく存在。
でもオーバーワーク気味で、休みの日はベッドからなかなか出てこれない。「ノー」とはっきりと言えない消極的な性格がこの状況を作っているとの噂も。
よくお供の魔法生物ぐりをモフモフして元気を充電している。特技はお料理。
ぺん(CV:芦久比剥巳)
「ノレるヤツを頼むぜ。アユレディ?」
はねるの相棒で、ペンギンの魔法生物(♂)。最強ミュージシャン(自称)。ふしぎ動物達が暮らす国「ヘンデスメル魔法王国」の危機を救うため、この世界にやってきたらしい。
魔法生物達の中ではリーダー格であるものの、基本的に大雑把な性格で物事を深く考えない。相棒のはねるのことは「ロックなやつ」と評価していて、かなり仲がいいコンビ。好きなものはスルメと鯖の水煮。
にゃも(CV:春畑ぽんず)
「こういうことよ、天寅。いい女って自然と男を引き寄せるの」
天寅の相棒で、猫の魔法生物(♀)意地悪でわがままで、基本的に他人の言うことは聞かない。自分のことをかなり洗練されたエレガントな存在と考えていて、面倒くさいお姫様気質。
人間のこともだが、他の魔法生物達もそこそこ見下している。甘いものに目がなくて特にチョコが好き(猫なのに)。
ろっぷ(CV:坂北白)
「人間とは物見高いものですね。傾向がわかれば対策も打てるというものです」
白雪の相棒で、うさぎの魔法生物(♂)。白雪をはじめ魔法少女達を「お嬢さん」と呼ぶキザなたれ耳うさぎ。
魔法生物達の中では参謀的ポジションだが、言動の端々からドロッとした淀みを感じる。狡猾さや容赦のなさとか、トリックスター的な一面とかそういうの。でも、うさぎなので基本はひ弱。好きなものはブロッコリー。
ぐり(CV:北野鈴乃)
「はなしがめんどくさいぞ。ぶっころすのか?」
球美の相棒で、くまの魔法生物(♂)。のんびり屋で基本的に目が開いてない(半分閉じてる)。鼻提灯が出てる時は本当に寝てる。実は魔法生物達の中では最強。桁違い。
べたべた甘えるわけではないのであまりそう見えないが、球美のことが大好きで彼女絡みでは豹変する。好きなものは球美の手作りチャーハン。
荒井 らすか(CV:桃井いちご)
「これもスパイスの神のお導きかしら。ダンニャワード!」
主人公が働いてるカレー屋「Rascal(ラスカル)」のオーナー兼店長。残念美人(満場一致)で、頭のネジが何本か飛んでる。
なんやかやあって道に迷った彼女は未来を探すため世界を放浪。行き着いたガンジス川でスパイスの神の啓示を受けたため、帰国してカレー屋を始めた(全て自称)。なお、自慢のラスカルカレーは100円代のレトルトとだいたい互角の味。
なぜこの若さでアキバで店とかやれるのか(主に資金的な意味で)や、深くて濃い芸能界知識を持っている等、色々と謎が多い。好きなものはカレーとアイドル。
コウチュウさん(CV:音雅豊)
「しらゆきちゃあああああん!フオオォォーーーーーーー!!」
「けもの道☆ガーリッシュスクエア」を支える猛将のファン。老いてますます盛んな人。
白雪激推しのジジイとしてファンクラブの中でも一目置かれている。一方、他のメンバーへの関心の薄さが時々態度に出ていることが(ファン間で)よく指摘されている。
ライブの後は同志達と反省会。ちゃんとがっつり深酒もするし唐揚げも食べる剛の者。ベンチプレスは110kg。
■スペック
タイトル:けもの道☆ガーリッシュスクエア
対応機種:Nintendo Switch/PS4
ジャンル:ADV
発売日:2024年4月25日(木)
価格
完全生産限定版:12,078円(税別:10,980円)
通常版:8,228円(税別:7,480円)
DL版:7,920円(税別:7,200円)
シナリオ:近江谷宥
原画:白もち桜
SD原画:ぺろ
CERO:審査予定
開発・発売元:株式会社エンターグラム
完全生産限定版特典
B2タペストリー
はねると白雪の水着姿を描き下ろした限定版パッケージイラストをB2タペストリーに致しました。海でバカンス気分な二人のイラストを大判サイズでお楽しみ頂けます。
アクリルフィギュア
天寅と球美のアクリルフィギュアになります。全長約17cm。私服姿の二人をお手元においてお楽しみ頂けます。
(C)Whirlpool/ENTERGRAM