岐阜退団のGK松本拓也が現役引退、今後はサッカースクールのコーチに就任「FC岐阜の未来を担っていくであろう選手を輩出できたら」

現役引退を発表した松本拓也[写真:©︎J.LEAGUE]

FC岐阜は21日、退団していたGK松本拓也(34)の現役引退を発表した。今後はサッカースクールコーチに就任する。

松本はジュビロ磐田ユースから順天堂大学へ進学。2009年に湘南ベルマーレの特別指定選手になると、2011年に正式に加入した。

半年で川崎フロンターレへ期限付き移籍すると、その後に復帰。湘南ではJ1で1試合、J2で1試合、リーグカップで2試合に出場。2013年にギラヴァンツ北九州に完全移籍した。

北九州ではJ2で2試合、天皇杯で1試合に出場。2015年にブラウブリッツ秋田へ完全移籍すると、正守護神としてプレー。J3で130試合、天皇杯で6試合に出場し、2020年から岐阜に完全移籍した。

岐阜では4シーズン過ごし、J3で58試合、天皇杯で1試合に出場していた。

松本はクラブを通じてコメントしている。

「2023シーズンをもって引退することを決めました。Jリーガーとして13年、特別指定を含めると14年間、小さい頃から夢見ていたJの舞台でやれた事、幸せです」

「湘南ベルマーレ、川崎フロンターレ、ギラヴァンツ北九州、ブラウブリッツ秋田、FC岐阜と在籍させていただき、携わって下さった全ての方に感謝します」

「また、これまでサッカーをやってきて繋がった縁。ファン・サポーターの方々はもちろん、学生時代のチームメイトや高校・大学の同級生、先輩方、後輩達、指導者の方々、他競技の選手など、全国47都道府県全てに知り合いがいる事、財産です」

「そんなサッカー、ゴールキーパーに出会わせてくれて、ずっと協力してくれた両親。小さい頃から我慢ばかりさせてきた2人の妹たち。プロ生活のほとんどを共に過ごし、常にサポートし続けてくれた妻。無邪気に元気に、時に厳しく叱咤激励してくれた2人の子供達。本当にありがとうございました。感謝してもしきれません。まだまだ迷惑かけると思いますが、これからもよろしくお願いします」

「来年からはFC岐阜で指導者として新たなスタートを切らせていただきます。これまでの様々な経験を伝えていきながら、FC岐阜の未来を担っていくであろう選手を輩出できたらと思っております。これからも自分らしく、自分ができる事を還元していけたらと思います」

「まずは、FC岐阜サッカースクールの新規入会お待ちしております。詳細はクラブオフィシャルサイトまで!13年間ありがとうございました!」

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