【天気】22日夕方にかけて 山地を中心に大雪に注意

【動画】広島県北部の積雪&今後の気象状況

21日の広島県北部は強い寒気が流れ込み雪の一日となりました。県内は22日夕方にかけて山地を中心に大雪となり南部の平地でも雪が降る見込みです。

■宮脇靖知アナウンサー

「安芸太田町の国道です。道路は一面雪に覆われています。時おりご覧のように除雪車が行き交う様子も見られます」

一面の銀世界となった県北…。北広島町八幡では午後5時の積雪が50センチ、大朝では25センチを記録しました。

■宮脇アナウンサー

「降り積もった雪は膝上の高さをゆうに超えるほどに積もっています。除雪によって積み重ねられた雪は1メートルから2メートルを超えるほどの高さまで積もっています」

北広島町のけさの最低気温は氷点下4.1度。子どものイノシシも凍える寒さに身を寄せ合っていました。

住民は雪と寒さの対応に追われていました。

■男性

「この雪はちょっと激しいです。このぶんだと1メートルくらいになる」

■女性

「水道が凍結したり色々心配事が多い大変です」

心配されるのが水道管の凍結です。広島市水道局で対策を聞きました。

■広島市水道局 六車あゆみさん

「むき出しになっている部分にタオルをかぶせてください」

タオルの上から雨をよけるビニール袋や段ボールをかぶせて水道管を冷気から守ります。

■広島市水道局 六車あゆみさん

「何重も重ねることで冷たい風に当たりにくくする効果があります」

水道メーターには、砕いた発泡スチロールを袋に入れ、管のまわりに詰めて対策すると安心です。また、万が一凍ってしまったら「ぬるま湯」で少しずつ溶かすことが肝心です。急激に熱すると破裂する恐れがあります。

■広島市水道局 六車あゆみさん

「マイナス4度を下回ると凍りやすくなる低温注意報が出たときには皆様に気をつけてほしい」

21日夜は寒気の流れ込みがさらに強まり、22日は午前中をピークに夕方にかけて大雪となる見込みです。24時間に降る雪の量は多い所で、北部の山地で50センチ、平地で25センチ、南部の山地で50センチなどと予想されています。県北部と廿日市市、東広島市、広島市の一部には現在大雪注意報が出ており、積雪や路面の凍結に注意が必要です。

《2023年12月21日放送》

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