伍代夏子、バースデーライブを念願・自身初のライブハウスで開催! 「これからも“ありがとう”を忘れないようにしたい」

歌手の伍代夏子が12月18日に62歳の誕生日を迎え、同日、東京・渋谷区のJZ Brat Sound of Tokyoでバースデーライブを開催した。

昨年、芸能活動40周年を迎え、今年5月に発売した『時の川』がロングヒット中の伍代夏子。自身にとっては久しぶりの純演歌作品だが、斬新な映像を駆使したミュージックビデオは日本国内のみならず、海外でも大きな反響があり、演歌作品としては異例の約80万回のYoutube再生回数を重ねるヒット作となっている。かねてより伍代が「夢だった」という「ライブハウスで歌うこと」がついに実現し、今回の開催が決定。41年のキャリアにして、自身初となるライブハウスでのショーとなった。

ショーの幕が開き、三味線を弾きながら、会場を練り歩き登場した伍代。粋な赤い縦縞の和服姿で客席からの突然の登場に、会場は驚きと歓声と拍手に包まれた。三味線を交えた生バンド演奏で3曲を歌唱した後、和装から一転、黒のロングドレスに着替え、松坂慶子のヒット曲『愛の水中花』を雰囲気たっぷりに披露。和装から洋装に早着替えをした伍代だが、かかった時間は数十秒ほど。サプライズと言えるこの演出は、ショーにおいて伍代が特に強いこだわりを持つものだ。

歌唱後「ライブハウスで歌うのは生まれて初めてです。とても楽しみにしていました」と、バースデーライブ開催の喜びを話した。伍代は東京に生まれ育った生粋の江戸っ子で、続くコーナーでその東京を舞台にしたカバー曲をメドレーで披露。『東京ららばい』『メランコリー』など昭和を代表する名曲をクールに歌い上げ、締めくくりに歌唱した『あゝ無情』では、その意外性のある選曲に観客も大変満足した様子だった。

コーナー中には、千昌夫瀬川瑛子坂本冬美藤あや子などたくさんの歌手仲間、また以前から親交の深い高島礼子などからサプライズのお祝いのビデオコメントが会場に映し出され、バースデーケーキが登場。そして石原詢子など後輩歌手からの花束贈呈など突然のプレゼントもあり、伍代は「こんなに嬉しい誕生日は初めて」と、歓びの笑顔とともに感謝と感動の気持ちを伝えた。

ショーも佳境に入り、自身のヒット曲『満月』で再び艶やかな和装で登場。代表曲『恋ざんげ』『肱川あらし』、昨年発表した芸能活動40周年記念曲『人生にありがとう』、また最新曲『時の川』などのヒット曲を立て続けに披露し、会場のボルテージは最高潮に達した。

伍代は「これからも“ありがとう”の五文字を忘れないようにしたい」と、改めて今後の歌手人生への決意とともに感謝の気持ちを述べ、大きな拍手と温かい空気に包まれてバースデーライブは幕を下ろした。

伍代夏子 コメント

これまで誕生日は、家で過ごすことが多く、ライブでファンの皆さまと一緒に過ごすことは初めてでしたが、とても幸せな時間になりました。たくさんの方にお祝いしていただき、思い出に残る一日になり、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからも感謝の気持ちを忘れずに、一歩一歩頑張って歌っていきます。

セットリスト

OP 新内流し
M1 さのさ
M2 すみだ川
M3 深川くずし
M4 愛の水中花
M5 東京ドドンパ娘
M6 東京アンナ
M7 東京ららばい
M8 メランコリー
M9 赤坂の夜は更けて
M10 あゝ無情
M11 満月
M12 恋ざんげ
M13 肱川あらし
M14 時の川
M15 人生にありがとう
M16 暁

伍代夏子『時の川』

発売中

品番:MHCL-3036
価格:¥1,300(税込)

【収録曲】

1.時の川(作詞:田久保真見/作曲:徳久広司/編曲:南郷達也)
2.千本曼殊沙華(作詞:田久保真見/作曲:若草恵/編曲:南郷達也)
3.時の川(オリジナル・カラオケ)
4.時の川(一般用半音下げ・カラオケ)
5.千本曼殊沙華(オリジナル・カラオケ)
6.千本曼殊沙華(一般用半音下げ・カラオケ)

➤『時の川』楽曲配信サイトはこちらから:
https://LGP.lnk.to/Hpw9A9Gm

➤『時の川』特設サイト:
https://www.110107.com/godai_tokinokawa

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