新型コロナウイルス感染症を巡り、神奈川県は21日、県内359カ所の定点医療機関で報告された感染者数を公表した。11～17日の1週間で、1医療機関当たりの平均患者数は2.50人で前週比0.49人増え、5週連続で増加した。
報告された患者数は全県で899人。定点医療機関当たりでは、横浜市が2.42人、川崎市が3.02人、相模原市が2.15人、政令市以外の県域が2.46人だった。20日時点の入院者数は477人（前週比47人増）で、うち重症者は5人（同1人減）だった。
また、同期間の季節性インフルエンザは定点医療機関当たりの平均患者数が24.18人で、前週比で0.96人増加した。
報告された患者数は全県で8679人。定点医療機関当たりでは厚木保健福祉事務所（34.53人）、相模原市（31.26人）、茅ケ崎市（30.00人）の管内で警報レベルの30人に達した。
