札幌の中学生自殺「いじめ原因」 市教委が見解表明

記者会見で謝罪し、頭を下げる札幌市教育委員会の檜田英樹教育長(右)ら=21日午後、札幌市

 札幌市教育委員会は21日、2021年に市立中の生徒が自殺する事案があったと明らかにした上で、「いじめが原因」との見解を示した。この事案を調べていた市教委の調査検討委員会は同日、報告書を公表し、生徒が小学校在籍時から長期にわたりいじめを受けていたと認定した。

 保護者の代理人弁護士によると、生徒は女子で当時1年生。21年10月に亡くなった。

 報告書によると、生徒は小学校で他の児童から仲間外れや悪口を言われるなどのいじめを受けた。中学校でも物を隠されたり、悪口を言われたりした。

 小学校で実施されたアンケートで、いじめを訴えたが、学校は対策委員会を開くなど組織的な対応をしなかった。

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