日本オリーブ 23年産オイルPR 岡山・後楽園でテイスティング会

2種類のオリーブオイルを味わったテイスティング会

 日本オリーブ(瀬戸内市牛窓町牛窓)は21日、本年産の自社製オリーブオイルの発売に合わせ、岡山市の後楽園内にある廉池軒でテイスティング会を開いた。

 取引先や一般消費者ら24人が3回に分かれて参加。服部芳郎社長が「オリーブオイルはスーパーで常に棚に並んでいるが、基本的には年に1度しかできない。社員全員で収穫し搾油したオイルを楽しんで」とあいさつした。

 いずれも自社農園産のオリーブを原料にしたエキストラバージンオイルで、約20品種をブレンドした「うしまど」、ミッション種とルッカ種を使った「うしまどスペリオル」の2種類を用意。参加者は香りを確かめ、少量ずつ口に含んだ。しらすやキャビアなどの地元食材もあり、オイルとともに味わった。

 岡山市でワインバーを営む女性(48)は「ここのオイルが好きで、店で長年使っている。例年よりバナナっぽさを強く感じて面白かった」と話していた。

 オイルは農園の売店やオンラインショップなどで販売している。

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