米GDP確定値4.9%増 7~9月期、下方修正

 【ワシントン共同】米商務省が21日発表した7~9月期の実質国内総生産(GDP、季節調整済み)確定値は、年率換算で前期比4.9%増だった。11月に公表した改定値の5.2%増から下方修正し、市場予想の5.2%増を下回った。個人消費の下方修正などが響いた。

 プラス成長は5四半期連続。下方修正となったものの、米連邦準備制度理事会(FRB)が高い政策金利水準を続ける中で、米経済の堅調さを示した。ただ、FRBは10~12月期は減速するとの見方を示している。

 個人消費は改定値の3.6%増から3.1%増、輸出は6.0%増から5.4%増にそれぞれ下方修正した。

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